岩崎宏美バセドー病と橋本病を患っていることを告白。症状・原因は？かかったことのある芸能人

歌手の岩崎宏美さんが２００１年から甲状腺の病気であるバセドー病、橋本病を患っていることを明かした。

バセドー病（バセドウ病）
甲状腺に異常が生じ、甲状腺ホルモンが必要以上に分布津されてしまう病気である。
甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝を高めるホルモンであるため、このホルモンの異常高値によって代謝が異常に活発になることで、心身に様々な影響を及ぼす。
名前は発見者の医師カール・アドルフ・フォン・バセドウ（Carl Adolph von Basedow ）から
症状は甲状腺腫大、眼球突出、頻脈、異常な食欲、代謝の活発化による体重減少、高血圧、頻拍、心房細動、発汗過多、手の震え、精神的な不安定など様々な症状がでることがある。
これら全ての症状が出るわけではなく、患者によって差異がある。
また更年期障害と症状が似ているため、勘違いしてしまうことが多い。
そして発病者の割合は男性１：女性４と女性の発病率が高いが、甲状腺の病気全体の男性１：女性９よりも男性の発病する可能性が高い病気と言える。
原因は特定されていないが、過度なストレス・過労が発症・再発に関与しているという説もある。また発病者の近親にも発病者が多いことから遺伝的な要因もあると考えられている。

歌手の絢香さんやピンクレディーの増田恵子さん、サッカーの三浦泰年さんなどがバセドー病にかかったことは良く知られています。

橋本病（慢性甲状腺炎）
バセドー病と同じく甲状腺の病気
病初期には甲状腺機能亢進による症状（体重減少、脈拍数の増加など）が起きバセドー病と重なる部分が多いが、進行すると甲状腺機能が低下し体重増加、うつ状態、全身の疲れ、脈拍数の低下、高コレステロール血症、便秘、記憶力の低下、不妊、毛髪の脱落などが起こりうる。
バセドー病と同じく原因ははっきりと特定されておらず、これも同じように遺伝的要因が強いとされている。

脚本家の橋田壽賀子さんがかかっていたそうです。

いずれの病気も更年期障害や鬱病、精神疾患などと間違いやすく、なかなかかかっていることがわからないことが多い。
特に20，30代の女性は注意した方がよさそう。