福井地裁が原発再稼働差し止め仮処分。原子力規制委員会の新規制基準を「緩やかに過ぎ、合理性を欠く」と批判。 [社会]
福井地裁が関西電力高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働を認めない決定を出した。
原子力規制委員会の新しい規制基準を「緩やかに過ぎ、合理性を欠く」と厳しく批判している。
これは非常に難しい問題だ。
確かに原子力規制委員会の基準は甘い。
だがそもそも日本国内に絶対に安全と言える場所などまったくないだろう。
たとえば九州にも原発があるが、阿蘇山の過去の噴火規模を考えれば九州内に安全な場所など無い。
阿蘇山では過去30万年の間に4回の破局噴火を起こしているが、約9万年前にはVEI7という地球規模でも最大級の噴火が起きている。
そのさいは九州全土および、海を越えた山口県にまで火砕流が届き、北海道にも10cm以上の火山灰が堆積した地層が残っている。
周期を考えればいつ起きても不思議は無いし、実際に火山活動はいまも活発だ。
これを考えれば九州に原発なんて考えられないだろう。
ただ少なくとも1万年は噴火は起きないとする学者もいる。
その噴火や地震などのリスクと原発のメリットを比較して原発の稼働を考えているものと思われる。
だが実際のところ、原子力規制委員会の基準では東日本大震災で福島第一原発が受けた被害と同程度の災害があった場合に事故を防ぐことが出来るとは思えない。
にも関わらず、電力会社の主張を聞くと「対策したから安全だ」ということを安易に発言している。
こうした姿勢に電力会社への不信感がぬぐえない。稼働したいがためにリスクを低く見積もっているのは明らかだろう。
もっともどれだけ対策したとしても阿蘇山の破局噴火の規模ではなんの役にも立たないわけだが。
その規模なら放射能以前に周辺一帯が火砕流で全滅しているだろう…
原子力規制委員会の新しい規制基準を「緩やかに過ぎ、合理性を欠く」と厳しく批判している。
これは非常に難しい問題だ。
確かに原子力規制委員会の基準は甘い。
だがそもそも日本国内に絶対に安全と言える場所などまったくないだろう。
たとえば九州にも原発があるが、阿蘇山の過去の噴火規模を考えれば九州内に安全な場所など無い。
阿蘇山では過去30万年の間に4回の破局噴火を起こしているが、約9万年前にはVEI7という地球規模でも最大級の噴火が起きている。
そのさいは九州全土および、海を越えた山口県にまで火砕流が届き、北海道にも10cm以上の火山灰が堆積した地層が残っている。
周期を考えればいつ起きても不思議は無いし、実際に火山活動はいまも活発だ。
これを考えれば九州に原発なんて考えられないだろう。
ただ少なくとも1万年は噴火は起きないとする学者もいる。
その噴火や地震などのリスクと原発のメリットを比較して原発の稼働を考えているものと思われる。
だが実際のところ、原子力規制委員会の基準では東日本大震災で福島第一原発が受けた被害と同程度の災害があった場合に事故を防ぐことが出来るとは思えない。
にも関わらず、電力会社の主張を聞くと「対策したから安全だ」ということを安易に発言している。
こうした姿勢に電力会社への不信感がぬぐえない。稼働したいがためにリスクを低く見積もっているのは明らかだろう。
もっともどれだけ対策したとしても阿蘇山の破局噴火の規模ではなんの役にも立たないわけだが。
その規模なら放射能以前に周辺一帯が火砕流で全滅しているだろう…
自民党がやらせ問題と古賀茂明氏の問題でNHKとテレビ朝日の幹部を呼びつけて事情聴取。いつから捜査機関になったんだ? [政治]
自民党の情報通信戦略調査会は、NHKからは「クローズアップ現代」でヤラセが指摘されている問題について、また、テレビ朝日からは「報道ステーション」でコメンテーターの古賀茂明氏が一方的に政権批判したことについて、話を聞く方針らしい。
自民党はいつから捜査機関になったのか?
確かにやらせ問題も、古賀氏の問題も重要な問題だ。
クローズアップ現代のやらせ問題は記者かブローカーとされる男性のどちらかが嘘を言っているのは確かだが、どちらに転んでも記者の無責任な取材姿勢がもたらしたもので、著しく信頼を失う行為だ。
古賀氏にしても自分が正義と信じることを貫いたつもりなのかもしれないが、自分の正義のためならどのような手段も正当化されるというものではない。
彼の発言が真実だったとしてもあれでは自分に酔っている勘違い野郎にしか見えない。
がからといってそれを1政党でしかない自民党が呼びつけて事情聴取する権限なんてない。
最近の自民党の増長振りは目に余る。
沖縄県知事を無視しづけた態度。
安全保障政策について憲法解釈を変更するのに閣議だけで決定するという傲慢。
一票の格差について違憲状態とされながら放置するというのは司法を無視している。
そして今日の福井地裁の関電の原発再稼働差し止めについても司法を無視して再稼働をすすめるつもり。
自民党はどこまで傲慢になるのだろうか?
そしてそんな自民党に勝てない野党にも失望する…
自民党はいつから捜査機関になったのか?
確かにやらせ問題も、古賀氏の問題も重要な問題だ。
クローズアップ現代のやらせ問題は記者かブローカーとされる男性のどちらかが嘘を言っているのは確かだが、どちらに転んでも記者の無責任な取材姿勢がもたらしたもので、著しく信頼を失う行為だ。
古賀氏にしても自分が正義と信じることを貫いたつもりなのかもしれないが、自分の正義のためならどのような手段も正当化されるというものではない。
彼の発言が真実だったとしてもあれでは自分に酔っている勘違い野郎にしか見えない。
がからといってそれを1政党でしかない自民党が呼びつけて事情聴取する権限なんてない。
最近の自民党の増長振りは目に余る。
沖縄県知事を無視しづけた態度。
安全保障政策について憲法解釈を変更するのに閣議だけで決定するという傲慢。
一票の格差について違憲状態とされながら放置するというのは司法を無視している。
そして今日の福井地裁の関電の原発再稼働差し止めについても司法を無視して再稼働をすすめるつもり。
自民党はどこまで傲慢になるのだろうか?
そしてそんな自民党に勝てない野党にも失望する…