西村康稔経済再生相はスケープゴートにされたのか

新型コロナウイルス感染症対策として西村康稔経済再生相が発言した「金融機関から働きかけしてもらう」という発言。

法律違反であり当然大炎上したわけだが、当初政府は西村大臣のうかつな発言として片付けようとしていた。
菅首相に至っては「知らない」と…

西村氏に関してはたびたびスタンドプレーが過ぎるという指摘があったようだが、これほどの事案をスタンドプレーで出来るものだろうか…

その疑問に答えるように続々と他の関与が報道されてきた。
内閣官房、財務相、経済産業省、金融庁と西村氏のスタンドプレーではありえないことがわかってきた。
政府ぐるみでの案であったことは明白だろう。

では菅首相は本当に知らなかったのだろうか？
これほどの案を責任者である菅首相に知らせないということがありえるのだろうか？
正直知らなかったとは思えない。
大炎上して怖じ気づいて西村大臣に全部責任を押しつけたのではないかと疑っている。
だとしたら責任者として無責任きわまりない。
逆に知っていてとぼけていたのだとしても無責任きわまりない。
どちらにしても菅政権の信用は落ちたのは間違いない。

しかし実務に疎そうな政治家達はともかく、官僚達が法律違反だと気づかないなんて事があるのだろうか？
確信犯的にやっていそうな気もする。

そもそも何故従わない飲食店が多数出るのかを考えたことがあるのだろうか？
政府のやることなんだから無理矢理従わせろという傲慢な意識が見え隠れする。

そして与党の度重なる失態に対して、まったく支持率を上げられない野党…
普通これだけ与党が失敗を重ねれば、野党が何もしなくとも多少は上がるはずなのだが…
余程信用がないらしい。

政治家も官僚もどこに向かっているのか…
投票率が上がらない有権者といい、この国の未来はどうなるのか…

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タグ：西村大臣 コロナ