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中田選手の移籍に伴う処分解除に疑問 [スポーツ]

プロ野球ファイターズに所属していた中田翔選手は暴行事件を起こしたとして、球団から出場停止処分を受けていた。
しかし、ジャイアンツに移籍したことで、ファイターズの課していた処分は無効とされ、すぐに試合に出場している。
そしてホームランを打ったら、マスコミは美談として取り上げている。

プロ野球界のルールには詳しくないが、これはプロ野球界のルールを破っているわけではないらしい。
しかしどう見てもおかしい。
お笑い芸人さんが、問題を起こした芸人さんを例にして、問題を起こしても事務所を移籍してしまえばいいと言っていたが、まさにその通りだと思う。
今後プロ野球選手が何か問題を起こして処分されたとしても、移籍してしまえば処分は無効、すぐに試合に出られるという前例を作ってしまった。

そしてそのおかしな問題を美談として報じているマスコミ各社。
エールを送る栗山監督。
黙認しているコミッショナー。

問題を起こしても活躍すればそれでいいのか?
そうだとしたら今後も問題を起こすのではないか?
プロ野球は無法者の集まりになってしまったのだろうか…

オリンピックでの活躍で改めて野球を見るようになった人もいると思う。
ただ今回の事件を放置するなら、離れる人は増えるだろう。

この問題をどう扱うかは今後のプロ野球の岐路に立っている。

ネットが発達していなかった時代なら、マスコミさえ抑えればある程度無茶は通ったのだと思う。
だがSNSで誰でも発信できるようになったことで、マスコミを抑えただけでは世論の炎上は防げない。
そうした社会の変化にプロ野球を牛耳っている人たちは気づいていないのだろう。
気づいていない以上改善する見込みも低い。
プロ野球が没落する可能性もある。








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ロックダウン検討は政府の責任逃れではないか? [政治]

政府関係者などで、海外のようなロックダウンについて検討が必要との声が上がっている。

ロックダウンについて議論を深めること自体は反対ではない。
今後新柄コロナウィルスよりも強力な感染力を持ったウィルスが出てこないとは限らないからだ。
シベリアの永久凍土が溶けてきて、過去にあったウィルスが出てくることも考えられる。
そうした事態に向けて議論を深めていくことは重要だ。

しかし今日本で起きている新型コロナウィルスの感染拡大は、ロックダウンが出来なかったから感染拡大したわけではない。
実際に強制力を持ったロックダウンが実行された国でも、感染拡大を防げたわけではない。
そして日本においてはロックダウンをする前に出来ることがたくさんあったにも関わらず、政府の根拠のない楽観的予測に基づいて感染対策が疎かにされてきた。
やるべきことも実行できないのにロックダウン出来るように法律を変えたところで、政府の楽観主義がある限り無駄だろう。

今現在でも改善できる点は多々あるはずだ。
杜撰な水際対策の強化。
正しい情報と誤った情報に意図的なデマまで入り混じったことへの対策。
緊急事態宣言下でオリンピックを強行開催したにもかかわらず、選手村の杜撰な感染対策。
国民にはさんざん自粛要請をするくせに、自分たちは自粛しない政治家や役人たち。
すすまないワクチン接種。

ここにきてロックダウンに言及するのは、今回の新型コロナウィルスの感染拡大をロックダウン出来なかったことが原因としたい政府の責任逃れではないのか?
政府の失政から目をそらしたいだけではないのか?

あとワクチン接種についても、進まないのは若い世代が積極的でないという論調が目立つが、そもそも若い人を後回しにしたのは政府である。
いまだに高齢者への接種が終わらず、若い世代はワクチンを打ちたくても打てない状況にある。
にもかかわらず「若い世代がワクチン接種に積極的でないことが感染拡大に一因である」かのように発言する政治家が多い。
これも政府の失敗を若い世代のせいだと責任転嫁しているようにしか見えない。

選挙が近いとはいえ、あまりにもあからさまな責任逃れに呆れるしかない。






タグ:コロナ
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