接触アイドル受難の時代だが、遠方のファンを獲得するチャンスであるととらえることが出来るか

新型コロナウィルスの感染拡大が続いている中、芸能界でも活動の変化を強いられている。

特にAKB48などの48グループ、乃木坂46などの46グループをはじめとするアイドルグループは、握手やチェキなどを売りにしてきた。
コロナの中接触が出来なくなり、企画の変更を迫られいろいろな活動をしてきている。

オンラインでのサイン会は多くのグループで開催しているが、グループやメンバーによって対応の差が大きい。

数人のメンバーがひたすら黙々とサインを書いて、書き終わったらファンの名前を呼ぶだけという生配信しているグループがあったが、無言の時間が多く正直つまらないと思った。
対してサインを書きながら、いろいろなことを喋っているメンバーは面白い。
同じ企画で同じ事をしていながら差が出るのはメンバー個人の力によるものが大きい。
これはベテランと新人の差が出やすいところでもある。

別のグループではある程度の枚数を書いたメンバーがカメラの前に出て、一枚一枚サインを見せながらファンに呼びかけていた。
これはメンバー毎の差は出にくいが、見ている側としては安定して見ていられると思う。

サイン会の他にもいろいろな企画をしているが、みんな試行錯誤をしている段階なのか、とても面白いと感じるものは少ない。
元々のファンであれば応援してくれるかもしれないが、新規の人をファンに取り込むことは難しいだろう。

ライブや握手会など現場に参加することは非常に難しい時代となっている。
だがオンラインでのライブやサイン会などは、遠方で簡単に現場に通えないファンを取り込むには絶好の機会でもある。

このコロナをただ受難の時代とするのではなく、新たなチャンスととらえて多くのファンを取り込むことが出来れば、アイドルの勢力図も塗り替えることが出来るのではないだろうか？

今のままではYouTuberに場を奪われかねない…

新型コロナ感染のSKE48福士奈央さんの対応に賞賛

アイドルグループSKE48のメンバーである福士奈央さんが新型コロナウィルスに感染したことが発表された。年内の劇場公演は全て中止となることも発表された。

公式サイトの発表によると21日の深夜に体調不良、翌日発熱のためPCR検査を受けるも陰性。数日間自宅療養するも回復しないため25日に再度PCR検査を受けたところ要請だったとのこと。

この後福士奈央さん自身のツイッターでコメントを出したが、最初のPCR検査は自分で受け、陰性であることがわかった後も心配だったため、仕事を無理を言ってお休みさせてもらい、再度自分でPCR検査を受け要請だったとのことだった。

福士さんは以前から感染対策には人一倍気をつけていたとのこと。運営会社が用意した感染対策以上の対策をしていたようだ。
それでも感染してしまうことは恐ろしいことだが、そうやって危機意識を強く持っていたからこそ、迅速な対応ができたのだと思う。
芸能界では仕事を自分から休むと言うことはとても勇気のいることだと思う。
福士さんの判断に敬意を表したい。

危機管理意識が薄ければ最初の陰性という結果を持って仕事をしてしまい、感染拡大させてしまっていたかもしれない。
福士さんの対応のおかげでSKE48は感染を防げたかもしれない。

福士さん自身は迷惑をかけてしまったと謝罪しているが、福士さんの対応には運営会社やメンバー、ファンも感謝しかないと思う。

福士奈央さんのはやいご快復をお祈りいたします。

新型コロナウィルスはいくら対策をしていても感染するときはしてしまう。
医療関係者が感染していることでもそれは明らかだ。
感染した人を責めるようなことのないような世界になればいいと思う。
まあ明らかに自爆的なことをする人はちょっと言いたくなってしまうが…

危機意識の低い人達は見習って欲しいものである。
特にどこかの内閣総理大臣とか与党の幹事長とかは特に…