SSブログ

裁判員裁判とは意味のあるものか?市民感覚を反映させる気があるのか?問題点を解決する気があるのか? [社会]

市民が裁判員として裁判に参加する裁判員制度が始まって7年目に入っている。

その中で様々な問題が指摘されているが改善される様子が無い。

そもそも裁判員制度の目的は裁判への市民感覚の反映と、裁判を市民にとって身近なものにすることだ。

市民感覚の反映はほとんどできていないのが実情だ。

実際に裁判員による1審判決が覆されることは非常に多い。

量刑は類似事件と同じようにするというのがいままでの裁判で、これに則って判決を覆しているのだろうが、それなら裁判員裁判を導入した意味が無いのではないのか?
判例重視ならそれはそれでかまわないが、それなら裁判員制度は廃止すればいい。
裁判員側から市民の声にも聞くべきものがあったなどという話もあるが、それを他の人と共有できないのだから、その場で終わりだろう。

そして裁判を市民にとって身近にするという目的もまったく達成できていない。
確かに裁判員として参加した市民はいろいろな手続きや裁判の様子を知ることができて身近になったのかもしれない。
だがそうした経験を周りの人と共有できるわけではない。
守秘義務が課せられ気軽に話すことは出来ない。もちろん話せる部分もあるのだろうが、どこまで話していいのかきっちり区別できるほど自信がなければ話せないだろう。
結局実際に裁判員をしない限りわからないだろう。

こうした問題点は他にもあるが、改善しようとする動きも乏しい。

裁判員制度導入は「市民感覚の反映と、裁判を市民にとって身近なものにする」ための手段であったはずだが、司法も行政も目的と手段が入れ替わってしまっている。

このまま裁判員裁判を続けても市民の負担が大きくなるばかりでメリットは少ない。

問題点を改善するか、できないのなら制度を廃止した方がいい。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

錦織圭ゲリー・ウェーバーオープン準決勝はセッピと。23時からBS朝日で放送予定 [テニス]

男子テニスのゲリー・ウェーバーオープンの準々決勝で錦織圭はフルセットまでもつれながらもヤノヴィッツを下し、準決勝に進出した。

ヤノヴィッツのファーストサービスの成功率が高く、また積極果敢に攻めてきてかなり苦戦したが、それ以上のプレーを見せて勝利した。

2回戦のブラウン戦同様、ランキングの低さから錦織が楽勝できると思った人もいるかもしれないが、二人ともビッグサーバーとしてのグラスコートでの強さを見せつけてきた。
その二人に勝ったこと錦織にとっても大きいだろう。

そして準決勝はノーシードから勝ち上がってきたアンドレアス・セッピ(イタリア)と対戦する。

ランキングは45位と低いが、ブラウン、ヤノヴィッツ同様、長身(191cm)を活かしたビッグサーバーだ。
これまで同様ランキングをみて油断することは出来ない。
事実これまでの錦織との対戦成績は錦織の2勝1敗だが、グラスコートに限ればセッピの1勝0敗となる。
やはり相手のサービスをいかに攻略するかが鍵になる。

そして反対ブロックでは第3シードのベルディハが第8シードのカロビッチに破れた。
カロビッチは男子テニス界最長身の211cmを活かし、45本のサービスエースを決めるなど強烈な印象を残した。
準決勝で第1シードにして昨年の覇者ロジャー・フェデラーと対戦する。
流石のフェデラーもカロビッチが準々決勝東洋にサーブを決めてきたら苦戦は免れない。

準決勝は2試合とも上位シード対ビッグサーバーの対決となった。

グラスコートの大会らしい様相を呈し、月末から始まるウィンブルドンを占うことになりそうだ。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。