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トヨタ役員ジュリー・ハンプ氏麻薬取締法違反で逮捕。彼女の経歴とは? 豊田社長の対応は失敗? [社会]

日本を代表するトヨタ自動車の女性役員が麻薬取締法違反で逮捕されたことは、日本中に衝撃が走るほどのニュースだ。

逮捕されたジュリー・ハンプ氏とはどのような人物なのだろうか?

1959年10月3日生まれの55歳。
1982年ミシガン州のフェリス州立大学を卒業
その後ゼネラル・モータースやペプシコ、トヨタモーターノースアメリカを経て2012年に北米トヨタに入社
2015年4月1日に常務役員に抜擢されている。
家族は夫と娘が2人いる。

彼女が輸入したのは「オキシコドン」という麻薬成分が含まれる錠剤。
これはアメリカでは医師により処方される麻酔薬であるが日本では麻薬として指定されているが、医師の処方箋と許可を得れば、本人が所持して入国することは認められる。
しかし彼女は許可を申請もしていないし、荷物も直接所持するのではなく小包として輸入されている。
しかも小包はそれとわからないような小細工もされていたというから、日本の法律を知った上での故意としか思えない。
麻酔薬として使うのか麻薬として使うのかはわからないが、悪意を持って輸入したことは否定するのは難しいだろう。

そして逮捕早々に会見を開いた豊田社長の対応はどうだったのだろうか?
豊田社長は
「直属の部下である役員も従業員もいわば私にとっては子供のような存在。子供を守るのは親の責任でもあるし、迷惑をかけたら謝るのも親の責任。」
「今後の捜査を通じて、法を犯す意図がなかったということが明らかにされることを信じております」
と発言して、一部では会社の人間を大事にしているとして評価されているようである。

しかし豊田社用の対応は失敗だとしか思えない。

・まず子供のような存在と言うが、外国人でも役員でもない日本人の末端の従業員が逮捕されたときに、豊田社長が同じような態度を取るとはとても思えないこと。今後誰かが逮捕される度に同様の対応を取らないと贔屓しているととられるだろう。

・今回の逮捕は会社の業務とはまったく関係の無いプライベートな部分での逮捕だ。
一役員、一社員の犯罪にいちいち記者会見を開いて擁護発言をするのはおかしい。
上記と同様日本人の末端の従業員に同じ対応を取るとは思えない。
そして今回のトヨタに対応を見て、同様の事案が他社で起きた際に、会見を求めるマスコミや世論の声がおおきくなるだろう。
「トヨタがしたのだから」と…
トヨタだけでなく他社にも大きな影響を与えてしまいかねない対応であることは自覚しているのだろうか?

・「法を犯す意図がなかったということが明らかにされることを信じております」とも発言しているが、意図があろうとなかろうと犯罪であると判断されれば有罪である。有罪になったとしてもかばうつもりなのだろうか?

トヨタとしては捜査に協力すると共に、状況を見守るべきとのコメントを出すだけで充分だったのではないだろうか。
トヨタは以前リコール対応の際に対応が遅れて大きな批判を招いた。
それで豊田社長は焦って早期の記者会見に踏み切ってしまったのではないだろうか?
そもそも会社全体の問題であるリコールと一役員のプライベートな問題である今回の事件を同列に考える方がおかしいのだが、トヨタは叩かれるのを回避するために墓穴を掘ったように思える。







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学校敷地内禁煙で敷地外で喫煙する教員。禁煙分煙の是非以前に仕事をさぼっていることが問題だ! [社会]

最近公共施設などで禁煙の動きが加速している。

自治体によっては学校内では完全禁煙とされているところもあり、そうした学校では校門の外などの敷地外で教員達がタバコを吸っている姿が見られる。

子供達にタバコが危険だと教える教員がタバコを吸うことを教育上よろしくないとの声が聞かれる。

それは確かにその通りだと思うのだが、もっと大きな問題は勤務時間中に仕事をせずに敷地外でタバコを吸うことではないだろうか?

これは学校だけではない。
民間企業などでも全面禁煙、分煙などが進んでいるが、喫煙所で吸うのも敷地外で吸うのも仕事を放り出していることは変わらない。
休憩時間だけ吸っているのならともかく、仕事中に「ちょっと一服」とか言って気軽に席を外す人間は多いが、それは完全にサボりである。

タバコを吸うこと自体は本人の自由であり、他の人に迷惑をかけない限りは好きに吸えばいいと思う。
それで体を壊そうが承知の上だろう。
だが煙が他人に害を与える以上、それを配慮するのは当然のことであり、人に迷惑をかけない場所で吸うのは喫煙者の義務だろう。
そして非喫煙者と同じ場所で仕事をする限り、そこで吸うことは許されず、喫煙場所があろうともそこに行くことはサボりなのだから、勤務時間中に吸うことは許されない。

公務員だろうが教員だろうが会社員だろうが、仕事をサボることは許されないことである。

喫煙者に求められるマナーは喫煙場所や吸い殻の問題だけではない!






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