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道交法改正でわかる市民の安全意識の低さ。捕まらないか方法を考えるより、事故に遭わない方法を考えるべき。 [社会]

6月1にに改正凍土交通法が施行され、あちこちで自転車に乗っていて注意を受けたという情報が飛び交っている。

そうした情報を分析してここまでは大丈夫、これ以上はダメだとどこまでやっていいのかという情報も飛び交っている。

こうした状況を見ると一般市民の安全意識の低さにがっかりする。

なぜこのような法律が施行されたのかを考えてみるべきだろう。

なにも違反者からの罰金をたくさん徴収したいからこんな改正をしたのではない。

自転車の関わる事故が急増しており、ほとんどが自転車の守るべきルールを守っていないから、事故を減らすために改正されたものだ。

ほとんどの市民は自分が捕まらなければどうでもいいと考えている。

こうしたことは今に始まったことではなく、自動車の運転者も同じ傾向がある。

捕まっても「運が悪かった」とか他に悪質な運転をしている人がいるのに自分だけ捕まるのはおかしい」という考え方が横行している。

警察の取り締まり体制などに不備があるのも悪いが、ほとんどの人は悪いことをしたとは思っていない。

こんなことで事故が減るのだろうか?

法律改正による罰則強化は確かに多少の効果はあるだろうが、根本的な解決にはならない。

もっと安全に対する教育を実施していくべきだろう。

現状子供に対する安全教育などは行われているが、大人に対する安全教育は少ない。

法律軽視、安全軽視をなくさない限りもっと事故は増えるだろう。

もっとも警察官の安全意識も低いが…
ノルマを達成するために取り締まりをしてるわけじゃないことを自覚して欲しい…






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「酒の席とはいえ…」大阪維新の会井戸正利大阪市議委員長辞任の弁からみる甘い考え [政治]

大阪維新の会の井戸正利大阪市議会議員が、市議会の教育こども委員長を辞任することを発表した。

井戸氏は週刊誌に女性市議の体を触っている写真が掲載された責任を取るとのこと。

井戸氏「酒の席とはいえ、不適切だった。議会の混乱を招くので辞任する」

この言葉に井戸氏の認識の甘さが出ている。

まず「酒の席とはいえ」
これは相手が不快に思うことでも「酒の席なら多少のことは許される」と考えているということ。
酒が入っていようがいまいが、不快になった相手にとっては関係のないこと。
自分の行いを酒のせいにする人によくある言葉だ。

そして「議会の混乱を招くので辞任する」
混乱を招くのは委員会だけではないのだから、なら委員長だけでなく議員を辞任するべきだと思うのだが…

小渕優子衆議院議員もなぜか閣僚は辞任しても議員は辞めなかったのを思い出す。
彼らの責任の取り方は一般市民には理解できない。

本当は悪いとは思っていないが、しかたなく責任を取った振りをするというようにしか見えない。

民主党の後藤祐一衆院議員も泥酔して騒ぎを起こしたようだが、みっともない連中だ。

そして別の男性市議も女性の体を触っている写真が写っていたが、この人は何も責任は取らないのだろうか?

女性市議は取材に対し、「いっぱい(酒を)飲んだ。犯罪ではない」と話し、被害者意識はないとしている。
自分が女性だったら酒が入っていたとしてもイヤなものはイヤだと思うのだが…

力関係のせいでイヤと言えないのだとしたらパワハラだな。





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新国立競技場建設費の変遷。1300億→3000億→1625億→3000億以上→2500億?日本は詐欺で五輪を誘致した国 [社会]

新国立競技場の建設を巡っていろいろ揉めているが、特に建設費の問題が大きい。

事業主体の日本スポーツ振興センターは新競技場の本体部分は大成建設、屋根部分は竹中工務店を施工予定者とすることを決めているが、このたび両社が提出した見積もりでは3000億円を超えていたという。
しかも完成予定は2019年11月。
2019年9月のラグビーワールドカップには間に合わないことになる。
このため日本スポーツ振興センターと政府は開閉式の屋根の設置を五輪後にして、また観客席を仮設にする、安価な資材を使用するなどして2500億円程度に削減するよう交渉しているという。
今月中に工事の契約をする予定だったらしいが、金額も確定できなければ契約も出来まい…

建設費を巡っては当初から揉めていた。
そもそも五輪誘致の計画では建設費は1300億円のはずだった。
これが東京開催が決まった途端3000億円に跳ね上がったのがおかしい。
人件費や資材の高騰によるものと説明していたが、1年の間に2倍以上に上がったなんて話は聞いたことがない。
見積もりがいい加減だったとしか思えない。

そして費用を圧縮するため規模を縮小した案を作って算定した額が1625億円。
これが約1年前。
この案に沿ってゼネコンが見積もった学が3000億円以上。
どうしてここまえで乖離するのか?
当初の1300億円の見積もりといい、どうやって算定しているのか疑問しかない。
このいい加減な見積もりを作った責任の所在はどこにあるのかをはっきりさせてほしい。
でないと何か作る度に同様の問題が起きるだろう。

誘致の際に出した案は、それを実行することを世界に向かって約束して、それを実行することを前提として東京開催が決まったということを無視するつもりなのだろうか?
IOCは承認したというが日本への信頼低下は免れない。

日本は出来もしない計画をでっち上げて東京開催をだまし取った国となる。
恥ずかしい限りだ。

新国立競技場は他にも多くの問題を抱えている。
森山氏のブログが詳しい。





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火山噴火、地震は山本五十六の怒り→なんでイエローストーンを噴火させなかったのか?がネットで話題。実際に噴火したら人類滅亡? [科学]

ある宗教団体が「口之永良部島の火山噴火と小笠原沖地震は山本五十六と日本の神々の怒り」としていることに対して、ネット上で「山本五十六、火山噴火させられるなら、なんで戦時中にハワイやイエローストーン吹っ飛ばさなかったんだよ」という投稿が上がったところ、たちまち話題になっている。



この投稿には
「イエローストーン吹っ飛ばしたら地球全体がヤバいじゃないですかヤダー」
「イエローストーン吹っ飛ばしたら、合衆国は壊滅するけど、北半球も火山の冬で大打撃喰らうよ。」
のようなリプライがあり、投稿した人は


ともともと冗談だったようだ。

では実際にイエローストーンが噴火するとどうなるか考えてみよう。
イエローストーンはアメリカのアイダホ州、モンタナ州、及びワイオミング州に位置するアメリカ合衆国の国立公園だ。
一般的にも間欠泉などで有名で、1978年にユネスコの世界遺産に第1号として登録された12件のひとつだ。
間欠泉があることでわかるようにイエローストーンは火山地帯で北米最大規模の火山地帯だ。
過去には約210万年前、約130万年前、約64万年前に巨大なカルデラを生成する破局噴火を起こしている。
210年前と64万年前の噴火の火山爆発指数(VEI)は8。
130年前の噴火の火山爆発指数(VEI)は7。
火山爆発指数は噴出物の量で火山の規模を表す指数だが、日本では過去VEI8以上の噴火は起きていない。
9万年前の阿蘇山の噴火がVEI7とされている。
その際はほぼ九州全域と海を越えた山口県まで火砕流が達し、火山灰は北海道や朝鮮半島にまで堆積している。
イエローストーンより近い時代の73000年前に起きたトパ湖の噴火では長さ100km、幅は約30km、最大水深530mで、面積は1,000km2に及ぶ世界最大のカルデラ湖を形成した。
この噴火により大気中に巻き上げられた大量の火山灰が日光を遮断し、地球の気温は平均5℃も低下したという。劇的な寒冷化はおよそ6000年間続いたとされる。その後も気候は断続的に寒冷化するようになり、地球はヴュルム氷期へと突入する。
遺伝子学の研究によると現在、人類の総人口は70億人にも達するが、遺伝学的に見て、現世人類の個体数のわりに遺伝的特徴が均質であり、いまの人類は極めて少ない人口(1000組-1万組ほどの夫婦)から進化したと考えられている。遺伝子変化の平均速度から推定された人口の極小時期はトバの大噴火と一致する。
つまりこの噴火の時に人類は滅亡寸前になったと考えられている。
このときの噴出物の量は1000㎦を超えていたと考えられる。
イエローストーンの210万年前の噴火はこれとほぼ同規模だったと考えられている。

この過去の3回が周期的に起きているとするとまもなく同様の破局噴火が起きてもおかしくないことはわかるだろう。
実際にイエローストーンの地下では世界最大規模のマグマ溜まりがあることが確認されており、地震が活発化し、この10年間で公園全体が10cm以上隆起し、池が干上がったり、噴気が活発化するなど危険な兆候が観察されている。
そしてイエローストーンのマグマ溜まりの量は約9000㎦ある。
シミュレーションでは、もし破局噴火が起きた場合、4日でに大量の火山灰がヨーロッパ全域に降り注ぎ、米国の75%の土地の環境が変わり、火山から半径1000km以内に住む90%の人が火山灰で窒息死し、地球の年平均気温は10度下がる。
まさに人類滅亡の危機だ。

本当に山本五十六に火山を噴火させる力があって、イエローストーンを噴火させていたら今人類はいなかったかもしれない…






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