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菅首相と太鼓持ち [政治]

菅首相が年末年始に会食しないと言ったということがニュースになっている。

このニュースに対する反応を見ると、「批判されたからやめるとか子供かよ」のような批判的なものが多かった。

確かに情けないものがあるとは感じるし、相変わらずコロナに対する危機感が足りていないようにも思う。

だが経緯はどうであれ、行動を改めると言うことは評価してもいいのではないかと思う。

批判されると意地を張ってますます酷くなる政治家がたくさんいるので、多少はマシに見えますw

しかしこれだけ叩かれないとわからないというのは、まわりに太鼓持ちを揃えた弊害ではないのかと思う。
加藤官房長官といい、西村大臣といい、菅首相が何をしても擁護する。
おそらく他の幹部達も似たようなものなのだろう。
日頃まわりを太鼓持ちで固めていると、空気を読むということも出来なくなるだろう。
菅首相が自ら周りに太鼓持ちを集めたのか、自民党の組織風土として上にはへつらうようになっているのかは知らないが。
安倍前首相の時も同じ様なものだったが、その政権を引き継いだ影響もあるのか。

まわりを太鼓持ちで固めるといい気分になれるのだろうが、それはまんま「裸の王様」であることに気づいていないのだろうか?

インターネットが発達して個人が情報を発信することが出来、またいろんな情報をメディアに頼ることなく入手することが出来るようになった。
そんな発達した情報化社会の中で、国のトップたる首相が情報に疎いというのも皮肉な話だ。

今メディアによる世論調査より、SNSを使った方が情報を集めやすくなりつつある。
まだSNSは批判に偏る傾向があるので、それだけに頼るのは危険だが。
それでもメディアの信用が著しく落ちているので、いずれは取って代わるのだろうと思う。

まあどんなに情報を集められても、まわりが太鼓持ちばかりではいかせないかw



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