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西村大臣の「危機感共有して」にお前が言うな! [政治]

今日会見した西村経済再生担当大臣は感染拡大が続き医療機関が逼迫していることをうけて「是非国民の皆さんにも危機感を共有していただいて、いま一度感染防止策を徹底していただければありがたい」と発言した。

この言葉を聞いて「おまえが言うな!」と思ったのは自分だけだろうか?
医療機関はもうだいぶ前から逼迫している状況を訴え続けてきた。
それなのに政府は入国規制を緩和し、GoToキャンペーンの見直しはしないと言い張ったり、医療機関の悲鳴を無視し続けてきた。さらに追い込まれてやっとGoToキャンペーンの見直しを始めたとは言え、いまだに継続にこだわっている。
医療機関と政府の危機感が共有出来ていないのに、国民に共有を求めるとか…
呆れるばかりである。

危機感を共有して!営業時間短縮して!自粛して!
ろくな保障も伴わない要請だけして、その一方で、
旅行して!外食して!入国規制は緩和!
危機感が足りないのは政府のほうだろう。
国民にも危機感が足りていない人は多々いるが、その人達は政府の薄い危機感を共有した結果ではないのか?

「みなさん、こんにちは。ガースーです」と空気が読めていない挨拶をする菅首相はGoToキャンペーンが悪者にされることに危機感を持っているようだが。

今後さらに状況が悪化しても国民の危機感が足りなかったとでも言いそうだ。

ちなみにイギリスの科学者チームによって、スコットランドとウェールズで夏以降に新型コロナウィルスが感染拡大したのは、旅行によって国内外からウィルスが持ち込まれたためと結論づけるレポートが9日に発表されている。
日本でも同様の調査をしてほしいところだ…
スコットランドの首相は「間違っていなかったいうフリをするつもりはありません」と語ったが、日本の首相はどう発言するのかな?



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菅政権と医療関係者の温度差 [政治]

新型コロナウィルスの感染拡大が続いている。

新型コロナウイルス感染症対策分科会は、感染度合い「ステージ3相当」の地域で、GoToトラベル・イート事業を一時停止するよう提言した。

また日本病院会はGoToキャンペーンの即刻中止などを国に求める声明を発表した。

これに対して菅首相はGoToキャンペーン一時停止について「まだ、そこは考えていない」と話している。

医療関係者及び専門家と政府の間の温度差が大きい。

政府は専門家などの意見を聞いた上で政策を判断する。専門家の意見をそのまま実行するのではない。
それはいいのだが、今の政府や菅首相が医療関係者や専門家の声をどれだけ受け止めているかと言うことには疑問が残る。
これは政府だけではなく、地方自治体にも言える。
旭川市の病院で起きたクラスター事件に関する報道や病院理事長の声明などを読んでも、温度差の大きさがわかる。

病院の出入り業者が一斉に引き上げたり、医療関係者の子供が保育所から拒否されたり、医療関係者の逼迫は単に感染者数だけではない。こうした状況から一般の患者の診療も出来なくなるという状況にも自治体はまともな支援を出来ていなかった。その上で自衛隊への災害派遣要請も却下するなど現場の声を軽視していると言わざるをえない。

こうした状況が全国に拡大しつつある状況で、人の移動を促そうというのは流石に状況が見えていないとしか思えない。あまり話題に上らないが入国規制の緩和もさらにすすめようとしている。

経済が大事なのは誰もがわかっている。だが医療崩壊が始まっている状況でなお医療関係者の声を軽視しているのが理解出来ない。

この医療関係者も専門家も中断を訴えている状況でGoToキャンペーンを継続して大丈夫だと判断する根拠を説明して欲しい。



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記者会見における記者の不勉強が目につく [社会]

新型コロナウイルス対策分科会の尾身会長の記者会見を観ている。

一通りの説明をおえて、質疑応答が始まっているが、記者の不勉強ぶりが目立つ。

以前説明されていることについて、理解しないまま質問をしたり、別の記者の質問と同じ内容の質問をしたりと、もうちょっと円滑に質疑応答をしないと質問できる数も減ってくるし、時間を無駄にしてしまう。

そしてその不勉強な記者がこれから、ニュースを報道したり、記事を書いたりすることを思うと、一般市民が目にする報道がどれだけいい加減な情報をもとにしているのかと暗澹とする。

過去に経験の無いパンデミックという状況で、わからないことはたくさんあるのはわかる。
それでも過去に分科会が説明したことくらいは勉強してから、記者会見に出るべきではないか?

そしてこうした記者の不勉強は、新型コロナウィルスに関する記者会見だけで目にするわけではない。
とにかく質問をしたという事実が欲しいだけじゃないかという記者も散見される。

こういう記者は昔からいて、会見の様子をネットなどで一般市民が簡単に観られるようになったから、記者の不勉強が目立つようになったのか?
それとも記者の質が低下してきているのか?

どちらにしろ大手新聞社やテレビ局の報道であっても、鵜呑みに出来る時代ではないと感じる。
インターネットの発達で、今までは観られなかったことをたくさん観られるようになっている。これらを活用して、なるべく一次情報によって判断するようにしなければ、マスコミに踊らされてしまうだろう。
まあネット上は情報が氾濫しすぎて、正しい情報を見つけることが困難ではあるのだが…

マスコミの報道にしろ、ネットの情報にしろ、情報の取捨選択がますます重要になってきた。




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