ヤフーコメントは反対意見に偏りがち

連日新型コロナウィルスの感染拡大についてのニュースが報道されている。

昨日は分科会の提言とそれに対する菅首相のコメントが大きく報道された。

ヤフーニュースで分科会が営業時間短縮を提言したことを報じたニュースのコメントを読むと、営業時間短縮に反対するコメントがほとんどだった。

菅首相がGoToキャンペーンの一時停止を考えていないというニュースのコメントでは、感染拡大を真剣に受け止めろ！というものがほとんどだった。

自分の意見としては感染対策強化してほしいと思っているが、立場の違う人からすれば経済優先にし欲しいという意見ももっともだ。
そのあたりのいろんな意見や分科会などの専門家、経済界の声などを集約して、政府が政策を決めるものだから、意見はいろいろあっていい。
ただコメント欄の意見の偏りが凄いと思う。

この二つだけではなく、いくつかのニュースのコメント欄を読んだが、ほとんどが報道内容に反論するものだった。

こういったコメントだけではなく、何かに対する反対意見というものは声が大きくなりがちで、逆に賛成の人はあまり声を上げない。

結果関係者には反対意見ばかりが耳に届くという状況になっていることが多い。

このあたりネット上のコメントなどを読むときは注意して読んでいかないと、ミスリードされてしまいそうだ。

インターネットの発達によって、今まで発信の手段がなかった一般の人達の声が世界に届けられるようになっている。
その反面、反対意見の声ばかりが強く発信、拡散されてしまうようになった。

たくさんの情報が簡単に入手しやすくなった反面、多過ぎる情報や偏った情報に振り回されることも増えた。
情報を取捨選択した上で、自分でしっかり考えていく必要がある。