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座間事件裁判で抱いた弁護士への不信感 [社会]

座間市で起きた9人殺害事件の裁判で、一審で死刑判決が言い渡された被告側弁護士が控訴していたが、被告本人が控訴を取り下げたというニュースが流れた。

一審判決の後で被告自身は控訴しない方針だということは報道されていたので、控訴したというニュースには驚いたが、結局控訴は取り下げられた。

ニュースでは詳しく報道されていないので実際どのようなやり取りがあったのかはわからない。

ただ今報道されている内容からは、被告自身が判決を受け入れているのに控訴した弁護士に対する不信感を覚えた。

減刑を勝ち取ることで弁護士としての実績を上げたかったのか?

被告が判決を受け入れられないというなら、弁護士は徹底的に争うべきだろう。
事件の内容とか、世間一般の評価とか関係なく、被告の側に立つのが弁護士だと思う。

しかし今回は被告は検察の起訴内容を認め、判決も受け入れている。
それなのに弁護士が控訴するというのが理解出来ない。

控訴するのかはっきりしない場合に、期限が来てしまうと判決が確定しまうためにとりあえず控訴しておくということは聞いたことがあるが、今回は判決の後すぐに被告が受け入れていることが表明されていた。
何故控訴する必要があったのか…

今回の裁判の弁護士については実績どころか名前も知らない。
もしかしたら被告のことを第一に考えた結果なのかもしれないが、現状では被告の意向を無視して弁護士自身の利益を考えて控訴したように見える。

はっきりとした悪党をかばう弁護士は悪党だと思うし嫌いだが、それでも被告と弁護士の関係を考えれば道理は通っている。嫌いだが…

でもこの件は被告を無視しているようで弁護士という職業に対する強烈な不信感を抱くことになった。




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