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ボクシング井岡一翔選手のタトゥー論争。 [スポーツ]

大晦日のWBO世界スーパー・フライ級王座の防衛戦に勝利した井岡一翔選手だが、試合中タトゥーが見えていたことが話題となっている。

この件についてSNSを見ていると、問題を誤解している人がとても多いことに驚かされる。
目立ったのはタトゥーはルールで禁止されているのに破ったと批判している人。
これに関しては個人の主張はどうあれ、日本ボクシングコミッション(JBC)はタトゥーそのものは禁止していない。ただ試合中はファンデーションなどで隠してリングに上がりなさいと言っている。
論点がずれたまま、タトゥー禁止派と擁護派が論争しているのにはちょっとあれ…

まあタトゥーの意味も昔とは変わりファッションとして認められつつあるのは確かで、その意味で論争すること自体は意味はあると思う。

ただ現時点では試合中はファンデーションで隠すことはルールとして存在しているわけで、そのルールが守られていなかったということが問題だ。

その意味では井岡選手はルール違反なのは間違いない。ただだんだん見えてくるタトゥーに対しJBCは試合中でも止めるべきだったのではないだろうか?
試合後にあれこれ言ってもな…と思う。
ファンデーションが落ちてしまったことは、故意に落ちやすくしていたのなら厳罰が必要だと思うが、意図しなかったとしたら軽い処分でいいと思う。

井岡選手の真意がどうなのかは知らない。
タトゥーに対する意識が変わってきているから、ルールが古いと考える人は選手にもいるかもしれない。タトゥーを見せたまま試合をしたいというなら、ルールの改正のために働きかけることが必要。
JBC側も改めてタトゥーについて検討することも必要だと思う。
それでもスポーツはルールがあって成り立っている。ルールが守れない選手はリングに立つべきではない。




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芝田山広報部長「コロナが怖いから休場は理屈が通らない」はあれだけ休場者を出して言えることではない。 [スポーツ]

日本相撲協会の芝田山広報部長は、佐渡ケ嶽部屋の琴貫鐵の引退について、「会社にもコロナが怖いから出社したくないって言う人もいるだろう。それをみんなが言っていたら仕事にならない。そのために協会は安全対策を取ってきた。協会は感染対策をしっかりとしている。(中略)理屈が通らないでしょ、コロナが怖いから休場させてでは」と話したらしい。

言っていることはわからなくはない。確かに社会は成り立たなくなってしまう。
だが相撲協会の感染対策に関しては、今までに死者も出していること。さらに今場所では65人も休場する事態となっていることを考えれば、とても感染対策をしっかりとしているとは言えないはずだが…
そんな状態で開催を強行されたら、それは怖いと思う…

私の想像でしかないが、琴貫鐵の恐怖というのはその相撲協会への不信感もあっての恐怖なのではないだろうか?
感染対策が万全ではないし事実休場者の数がそれを証明している。
感染者が多数出て、それに伴い大量の休場者が出ている状況で、しっかり感染対策しているから出ろと言われてもね…

一応元となった琴貫鐵のツイートも貼っておく。


選択肢が出場か引退しかないというのは普段はともかく、このコロナ媧の中で多くの感染者を出した状況では厳しいと思う。
休場を認めたら他にも休場希望が続出することを懸念しているのかもしれないが、そういう状況で開催を強行することが間違いだ。

ちなみに現役力士はSNSを禁止されているそうだが、琴貫鐵は既に引退済みだからとツイートしている。


現役力士がSNSを禁止されていることは初めて知った。
どういう意図での禁止なのかは知らないが、相撲協会としてはこんなのを暴露されたらたまったものじゃないと考えた結果なのかもしれない。
いろいろネタはありそうだしなぁ…








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