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武藤敏郎事務総長「小山田氏は我々が選んだわけではない」…問題を理解していない [スポーツ]

東京オリンピック開催式で作曲を担当していた小山田圭吾氏の問題。

東京オリンピックパラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長が「我々が1人1人任命したのではない。」と釈明した。

この期に及んでこの釈明。武藤氏はいまだに何を問題視されたのかを理解していない。
問題のある人物を任命したことについては確かに問題で、組織委員会の人事の杜撰さが表れている。
だが大会組織委員会について問題にされているのは、事案発覚後の対応もまずさだ。

事案が発覚した時点で、オリンピック憲章に反するとして解任していればよかったのだが、武藤事務総長はこともあろうに、小山田氏が謝罪したからと言って留任したのだ。

障碍者に対し、あれほど悪辣で犯罪行為としか思えない事件を起こし、なおかつそれを武勇伝として語る人物が、障碍者のスポーツの祭典にかかわることが異常だと思えなかったのだろうか?
小山田氏が起こした事件をたいしたことのない事件で、謝罪だけで済むような問題に思えたのだろうか?
それともオリンピック憲章を理解していないのだろうか?
もしくはオリンピック憲章など読んだこともないのではないか?

小山田氏の問題だけでここまで大炎上したわけではない。
事案発覚後の大会組織委員会、そして武藤敏郎事務総長が留任したことが問題なのだということを理解していないことに驚きとあきれを感じる。

武藤敏郎事務総長は、大蔵省から日銀入りし、日銀副総裁まで勤め総裁の最有力候補にまでなったエリート中のエリートだが、人の心はわからないらしい…

森喜朗前会長の要請で東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の事務総長に就任したそうだが、人の心のわからない人同士でも仲良くなれるものなんだなぁ…





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いじめは生涯ついてまわる悪行であることを子供たちに知ってもらいたい。 [スポーツ]

東京オリンピック開会式に作曲担当として参加していた小山田圭吾氏が辞任の意向を伝えたとのこと。

「様々な方への配慮に欠けていたと痛感」とあるが、大炎上して初めてそのことに気づいたあたり、本当にたいした問題だと思っていなかったと感じる。
ようやく事態の重さが本人にも多少は伝わったのかなと…

大会組織委員会の対応もお粗末で世界に恥を広げることとなった。

マスコミにはこの事件をしっかり報道してもらいたい。

それを見て子供たちは、いじめをしたら生涯許されず、一生後ろ指をさされることとなることを理解するだろう。
それほどの悪行なんだということを理解すれば、いじめをする子も減るのではないだろうか?

またこの件をきっかけとしていじめについてもっと考えていかないといけない。
子供や学校関係者だけではない。会社などでもいじめは発生している。
社会全体の問題として全員が考えていかないといけない問題だ。

そもそも「いじめ」という言葉もいけない。
暴力、性暴力、脅迫、恐喝などはしっかり犯罪として扱うべきだろう。
学校による隠ぺい体質も改めていかないといけない問題だ。
学校が対応するのではなく、警察が対応することも必要。

そして社会全体の意識の低さもどうにかしていかないといけない。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の対応のお粗末さからは、いじめ問題に対する認識の甘さがあるのだろう。
当事者間の問題ではなく、れっきとした犯罪行為であることを認識していなかったのではないか?
そうした認識の甘い人間たちが、「いかなる種類の差別も許されない」と憲章に明示されているオリンピックを運営しようとしていたことに呆れる。

日本人にとってとてつもなく残念で恥ずかしい事件だが、これをきっかけにいじめ問題を考える機会としたい。






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