是々非々で対応出来る人が少なくなって息苦しい世の中になってきた…

最近安倍首相を支持する人と支持しない人達を見ていると是々非々で対応出来ない人が多い気がする。

安倍首相を支持する人では、安倍首相のすること全てを肯定していたり、支持しない人ではすること全てを否定したりと、やることの内容を考えることなく、肯定または否定する人が多くないだろうか？

私自身は安倍首相は好きではないし、その政策などに反対することは多い。ただ全てに反対しているわけではなく、賛成しているものもある。これはいろいろな立場の人がいるので、賛成、反対いろいろあっていいのだと思う。

ただその政治家が嫌いだから否定、好きだから肯定となって考えることをしていない人は危ないなと思う。

また芸能人などが政治的発言をしたときに、「今までファンだったけど、ファンやめます」なんて人もいる。それ自体は人それぞれ好きにすればいいと思う。
自分自身ジャッキー・チェンは大好きだが、彼が香港問題で中国寄りの発言をしていることには残念だと思う。ただその意見には反対だが、ジャッキー映画は大好きだからこれからも観るだろう。
もちろん残念に思って、映画を観たくなくなる人もいるかもしれないが、それもその人の自由だ。
ただ自分が嫌になったからといって、他の人にも排斥を呼びかけるようなことには理解出来ない。

先日はＡｍａｚｏｎの広告で某芸能人が起用されたら、解約運動みたいなことが起きていた。気に入らなければ解約するのは自由だが、なぜ他の人にまで解約させようとするのか…

自分の意見を持つのはとても大事だが、それと同じくらい他人の意見を尊重することも大事なはず。

妙な同調圧力が息苦しい世の中にしていることが残念だ。