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コロナに対する安倍政権の消極戦略は賭けなのか [政治]

コロナウィルスに対する緊急事態宣言を解除して以降、再び感染拡大が続いている状況だが、安倍政権の動きは鈍い。

緊急事態宣言を出したときよりも、感染者の数は増えているが、重症化する人は少なく医療環境は逼迫していないとの判断なのだろう。

ただ特に強い対策を取っていない以上、今後も感染拡大が続く可能性は非常に高く、結局医療環境も逼迫し、再び緊急事態宣言を発令することになるかもしれない。

その発令のための指標を示すように専門家会議は求めたようだが、政府の反対によって指標は示さないとの報道があった。

政府としては経済の動向を見極める必要があるため、感染者や医療環境だけで指標を示したくないのだろうと思う。

国民に感染拡大に注意を払うようにいうだけで、実際に自粛などの要請はしない。

この消極的な戦略はどっちつかずで経済、感染状況の両方に悪化を引き起こす可能性が高い。


確かにこのまま消極戦略を続けて、経済活動を続けつつ、感染拡大を抑えられれば経済へのダメージを少なくして切り抜けることが出来るかもしれない。

ただ感染拡大を抑えられなかった場合、緊急事態宣言を出すことによる経済の停滞よりも更に大きな経済的ダメージを受けることになるかもしれない。

感染拡大を防ぐための強い対策を示せない以上、抑えられるかどうかは賭になる。

前回の緊急事態宣言も他国に比べれば緩い状態だったが、完全な医療崩壊までには至らずに済んだ。
だから今回もということなのかもしれないが、新型のウィルスだけあって、まだ完全にはわかっていないことが多い状況で、本当にこの消極的戦略で抑えられるのかはわからない。完全に賭けになってしまっているのが怖い。

1月や2月の段階で徹底的な対策を取って、完全に封じ込めることが出来ていればと思ってしまうが、それは結果論だから言えることなんだろうね…

政府として判断がとても難しい状態にある。もはや何が正しいのかなんて終わってからじゃないとわからないのかもしれない。






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