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自分たちで呼んだ参考人に「憲法違反」と指摘された与党のお粗末。でも本来参考人はこうあるべき。 [政治]

4日に衆院憲法審査会において憲法学の専門家3人を招いて参考人質疑を行ったところ、。憲法解釈変更による集団的自衛権の行使を含む新たな安全保障関連法案について、3人とも「憲法違反だ」と批判した。
そのうちの1人は与党が呼んだ参考人早稲田大の長谷部恭男教授であった。

安全保障関連法案を成立させたい与党が招いた参考人に「憲法違反」と批判されたことを重く受け止めるべきだろう。

自民党は衆議院の法制局に人選を任せていたようだが、長谷部教授は元々安保法案に反対する有識者の団体で活動している人物だ。
実は法制局は安保法案に反対なのだろうか?
それとも何も考えずに決めたのだろうか?
そしてそれを認めた自民党はアホなのだろうか?

自民党内部から批判が高まり、野党側は「痛快な思いをした」と喜んでいる。

しかし本来参考人とはこうあるべきなのではないだろうか?
その道の専門家を参考人として招くわけだが、自分たちの主張に沿った意見を出す人物を選ぶことに意味はあるのだろうか?
もちろん賛成反対の双方の意見を聴くことは意味のあることだが、こうした所に出てくる人たちは自分の意見を述べるのではなく、自分を呼んだ側の主張に沿う形でしか発言しないことがほとんどだ。
呼んだ側の主張に関係なく自分の意見を言ってもらわないと議論は深まらない。
そして呼ばれた専門家も自らの価値を貶めていることに気づかなくてはならない。
ただの御用学者では何も発展しない。

今回の自民党の失敗はいい機会だ。
参考人のあり方についてもっと考えていくべきだ。

もっとも政治家さん達にとっては議論を深めていい意見を求めるより、自分たちの主張を通すことの方が大事なんだろうけど…

もっと国の未来を考えて欲しいものだ。







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