中谷防衛大臣「安保法改正しても自衛隊のリスクが上がらない！」 子供でもリスクが上がることはわかる（笑）

午前中に、中谷防衛大臣が自衛隊のリスクに関する質問にはっきり答えなかったことを書いたが、先ほど記者会見で「今回の法整備により隊員のリスクが増大するということはないと考えます」と断言した。

今までの自衛隊の殉職のほとんどが訓練中の事故によるものだ。

法整備後に訓練に関しては今までにない訓練を行ってリスクが上がることはあるかと思うが下がることはないだろうと思うが仮に変わらないとして考える。

法整備によって自衛隊の活動が拡大されるわけだが、活動が増えればリスクが高まるのは当たり前だ。

中谷防衛大臣は「武器の使用拡大など隊員のリスクを軽減する措置を盛り込んだ」と発言したが、武器使用する場面に遭遇することは増えることを考えると、武器使用を拡大したからと言ってリスクの軽減にはなり得ない。

また日米同盟強化によって抑止力が高まるなどとも発言しているが、そのぶん紛争に巻き込まれるリスクが高まっていることは無視しているのだろうか？

国会答弁で質問とずれた答えを返してひんしゅくを買っていた大臣だが、はっきりと「リスクが高まることはない」と断言して、無責任さをより鮮明にしたと言える。

訓練によるリスクが変わらないとして自衛隊のリスクが高まることはないということなら、今回の法整備で拡大する自衛隊の活動に一切リスクはないと発言したも同然だ。

自衛隊の活動にはどんな活動でもリスクがあると言える。

活動を拡大してリスクが多かれ少なかれ増大しないなんてありえない。

ここまで無責任なことを防衛大臣が発言したことが信じられない。

---

スポンサーリンク

---