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聖マリアンナ医科大学精神保健指定医資格不正取得医師の資格剥奪問題。医師不足を理由にするのは筋違い [社会]

聖マリアンナ医科大学において精神保健指定医の資格を不正に取得していたことが判明した事件。

この問題において深刻な医師不足がこうした不正を招いたとの指摘があるが、筋違いもいいところだ。

どんな状況にあろうと不正をする言い訳にはならない。

精神保健指定医は、精神障害があり自分や他人を傷つけるおそれがある患者の強制入院や身体拘束の可否を判断する権限を持っている。これは強制入院は明らかな人権侵害であり、それを許可する権限はとても大きな権限だ。

それを虚偽のレポートを提出して取得しようなど言語道断である。

もちろん医師不足は確かなので対策を急ぐ必要があるのは確かだが、ろくに診察する能力もなく資格を不正取得するような医師に強制入院をさせることを許してはならない。

厚生労働省は全国の病院を徹底調査するべきだ。

そして不正取得した医師の資格剥奪処分しかしていないようだが、レポートに署名した指導医も同罪であるはずだ。

彼らはレポートの内容を見ておらず、不正を指示したわけでも関わったわけでもないとしているが信じられない。
仮に信じたとしても内容も読まずに署名する人間が指導医でいいわけがない

群馬大学病院の腹腔鏡手術や東京女子医科大学の医療事故、ノバルティスファーマの新薬に関する論文不正問題など、日本の医学界はどうなっているのか?

監督する立場にある厚生労働省は何をしているのか?








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