自由や権利は一方通行じゃない

飛行機でマスク拒否したあげくに暴れて降機させられた男性が、今度はホテルでも同様の騒ぎを起こしたらしい。

「法律上の規制はなく、マスクを強制できない」と主張しているようだ。

確かにマスクを強制する法律はない。したくないならしないのは個人の自由だ。

しかし飛行機やホテルなどで、会社側がマスクを着用しない客を拒否するのも自由だ。

自由とは男性側に一方的にあるのではなく、会社側にもある。

マスクをしたくないなら、マスク着用を要請する会社を利用しなければいいだけだ。

自由や権利は相手方の自由や権利を尊重したうえで成り立つものだ。

飛行機の時もホテルの時も、マスク着用拒否だけでなく、問題行動があったようだ。

男性はホテルの従業員がつかみかかったりしたと警察に被害届を出すつもりらしいが、是非出してもらって法廷で争って欲しいと思う。

これからもこのような客に振り回される会社が出ないよう、しっかりと決着をつけておくべきだと思う。

この人に限らず自分の自由や権利ばかり主張する人が増えているように感じる。

会社側は大きな問題にしたくないために、被害届を出さなかったりするために、ますます増長してしまっているのかもしれない。

何でもかんでも訴訟沙汰にしてしまう訴訟社会は嫌だが、主張するべき所はしないと、一方的に被害を受けることになりかねない。

そして被害を受けるのは1度だけとは限らないし、他の会社でも同様の被害を受けるかもしれない。

もうこれは社会問題として、しっかり対応していかないといけないだろう。

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