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クローズアップ現代「農業実習生失踪」ただの出稼ぎと安い労働力確保のための隠れ蓑になった制度 [社会]

NHKのクローズアップ現代で、茨城県で働く外国人農業実習生の失踪多発について扱っている。

受け入れ側の農家の主張が実習生を安く使える労働力としか見ていないことに強烈な違和感を感じる。

「労働法にの取った賃金を払っている以上は問題ない」と発言していたが、実習生としてきているのだから、勉強が第一という意識が全くないことに何の疑問を持っていないことが恐ろしい。
いくら外国人側が金稼ぎを目的としてきていようと、それは実習生を受け入れる側としてきちんとやらなければいけない部分だ。

そして失踪の原因を外国人同士のネットワークの存在のせいにしてしまっている。
原因の一つなのは間違いないが、最大の問題は賃金の安さにある。
そこから目をそらそうとしているようにしか見えない。

外国人側にも問題があるのは確かだが、自分たちの問題を棚上げしてそこだけを追求するのは無責任すぎる。

国は制度がまったく機能していない現状をみて考え方を変えなければならない。
実習生も受け入れる側も実習するという意識はほとんどない。
実習生は出稼ぎの、農家は安い労働力確保のためのただの隠れ蓑にしかなっていない。

農家が稼げないのが問題という人もいるが、それで外国人を制度を隠れ蓑にして安い労働力として使うのは間違い。
農家が稼げるようにする努力は必要だが、それとこれとはまったくの別問題。









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