SSブログ

フェデラーが危惧する警備の甘さ。発端となったモニカ・セレシュ事件の動画。AKB48握手会襲撃にも通じるものがある。 [テニス]

先日全仏オープンの警備の甘さを指摘したロジャー・フェデラー。

彼の危惧するのはモニカ・セレシュが試合中に背中を刺された事件の再来だ。

改めて当時の様子を動画で見る。


彼女は試合中の休憩時間にベンチに座っているところを暴漢に刺された。

動画では最初に暴漢らしき人物が取り押さえられている様子が映っている。

セレシュはそのとき混乱して何が起きたのかよくわかっていなかっておらず医療スタッフに「私はもしかして刺されたの?」と聞いたそうだ。

傷は浅かったが背中の筋肉が傷つけられ復帰に時間がかかると伝えれた。

当時の彼女は圧倒的に強かったがまだ19歳の女の子だ。

復帰には2年を要し、その後も4大大会での優勝はあるが以前ほどの圧倒的な強さはなかった。

セレシュは自叙伝で「何千人もの観客の前でコートの上で刺されたのです。あの事件から、自分自身を遠ざける事は不可能です。あの事件で、私のテニス人生は一変してしまいました。そして、完全に心に傷を負ってしまったのです。あの一瞬で、私は全く別の人間になってしまったのです。」と、綴っている。

この事件を調べていて去年起きたAKB48の握手会でのこぎりを持った男がメンバーに切りつけた事件を思い出した。
彼女たちも相当なトラウマを負ったことは想像に難くない。

スポーツだけではなく、どのようなイベントであれ警備の強化は必要だ。

このような事件で人生が変わってしまうようなことは2度とあってはならない。

しかし先日被害者であるAKB48の川栄李奈さんが、某テレビ局で刀を扱った番組に出演していたが、出演を依頼した番組側、許可した事務所側もトラウマというものを理解していないのか、トラウマに苦しむ姿を見たいのか、いずれにしても人としての良識を疑いたくなる。







スポンサーリンク



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。