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AKB48総選挙投票券の相場は900円!握手券のために売ってまた買う。業界の救い主か、それとも衰退の引き金か? [アイドル]

いまアイドルグループAKB48の41stシングル曲を歌う選抜メンバーを決定するための総選挙が行われている。

今回の40th「僕たちは戦わない」に同梱されている投票券で投票できるため、好きなメンバーを選抜に入れるために、一人で同じCDを何枚も購入する人がたくさんいる。

ツイッターなどのソーシャルメディアでは投票の呼びかけや、自分の買った大量のCDの写真などが氾濫している。

一人で何百枚と購入、あるいは千枚以上購入する人もいるという。

もともとAKB48のCDはメンバーとの握手券を同梱し、複数買う人はたくさんいるようだが、年に1度の総選挙の際は更に売上げ枚数が増えている。

投票券のために買う人もいれば握手券目当ての人は、投票券を売ってそのお金で握手券のためにまたCDを買う。
劇場盤のCDは税抜き952円。
初回限定版のCDは税抜き1524円。
投票券の相場は1枚900円前後。
こうして何度も繰り返してどんどん売上げが増えるわけだ。

こうしたAKB48のやり方は低迷するCD業界の中で救世主となっているのだろうか?

確かに売上げ枚数は増えている。

ミリオンセールスを記録するCDがしばらく出ていなかったが、AKB48のCDはいまや出せばミリオンだ。

しかし一方で一部のアーティストの中には、売上げ枚数などでAKB48などと比較されることに嫌悪感を示すアーティストもいる。

彼らにしてみれば自分たちは楽曲を売っているが、彼女たちは握手券や投票券を売っていて同じジャンルとして扱われることに納得がいかないのだろう。

またAKB48のやり方をまねるグループなども増えてきており、楽曲そのものの価値が相対的に下がってきているように思える。

こうしたことはいい楽曲を作ることに対するモチベーションの低下につながるのではないだろうか?

楽曲を作るのは大変だが、握手などの付加サービスをつけて安易に売上げを伸ばす方が楽なのだから…

こうしたことが続けば音楽業界全体のレベルの低下に繋がり、それこそ今まで以上に衰退してしまうのではないだろうか?

あるいは衰退はしなかったとしても、楽曲はどんどん代わり映えのしないものばかりになりそうな気がする。

業界の人たちは投票券や握手券などが抜き取られ、大量に廃棄されるCDをみて何も思わないのだろうか?








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