読売新聞は小渕優子をいまだにリーダー候補になりうると考えている。一般市民とは感覚が違う大手紙

本日付の読売新聞の社説を読んだ。

小渕優子氏の元秘書が起訴されたことを受けて、説明責任を果たせというものだった。

しかし途中に今後の対応で小淵氏がリーダー候補になれるかが問われるというようなことが書いてあったことにショックを受けた。
いくらいつも太鼓持ちのような記事を書いているとしてもあれほどの疑惑のある人をまだリーダー候補になり得ると考えているとは驚きだ。

自民党は2世議員が幅をきかせる党だから、不祥事でリーダー候補として多少後退したとしても、簡単に失脚することはないかもしれない。もともと世間一般の感覚とはかけ離れた感覚を持っている党なのだから。

もともと大した仕事もしていないのに、元首相の娘というだけで閣僚に起用されていたように見えていた。そこであの疑惑だ。
ろくに説明もせずに疑惑も解明されないまま選挙に出たときの「1からやり直す」という発言には本当に呆れた。
疑惑が解明されていない以上、１ではなくマイナスだろう。解明されて初めて１になる。
一般市民の感覚としてはリーダー候補所か政治家の資格が無いと思う。

もっとも今現在のほとんどの議員に政治家の資格が無いと思うが（笑）

某首相をはじめとして「知らなかった」「返金した」から問題ないというのが今の政治家の感覚を表している。そもそも法的責任を問われないように彼らが法律を作ったのだから、「法的には責任はない」かもしれないが、違法な献金を受け取っていたという事実を軽く考えすぎている。違法献金した企業が悪いという彼らの感覚は理解しかねる。被害者のつもりなんだろうか？　犯罪で利益を得た人を被害者とは普通言わないが…

「知らなかった」ら問題ないなんて誤った感覚が社会に広がらないことを祈る。

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