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ドレスの色は白と金?青と黒? 人によって違って見える理由を科学的に説明 [社会]

ここ数日間ネット上であるドレスの色を巡って世界中の人たちの議論が盛り上がっていた。

問題となった画像はこちら
B-2SPNtUIAEN6I0.jpg

このドレスの色が「白と金」に見える人と「青と黒」に見える人がいて、どっちが正しいのかと話題になった。

著名人達も参戦し、テイラー・スウィフトやジャスティン・ビーバーは「青と黒」、
ジュリアン・ムーアは「白と金」に見えたとのこと。

日本の芸能人も反応した人が多い。
「白と金」派 ローラ
「青と黒」派 松井玲奈、きゃりーぱみゅぱみゅ、益若つばさ、狩野英孝など
黒木メイサや広瀬すずは1度どちらかに見えても後で見直すと変わっていたそうだ。

アンケートでは約70%の人が「白と金」だった。

また「青と黒」に見える人は右脳派だとかいう心理テストめいた解釈を加えるサイトも出てきた。

この画像の明るさをいじると「白と金」、「青と黒」に近づけることが出来る。
明るくすると
B-2SPNtUIAEN6I0111.jpg

暗くすると
B-2SPNtUIAEN6I0000.jpg

実際にこのドレスを販売しているサイトの写真を見るとこのドレスが「青と黒」だとわかる。
l_sk_dress_01.jpg

ことの発端は娘の結婚式に出席する母親のドレスの写真だった。
イギリスのブラックプールに住むセシリアさんは、スコットランドに住む娘のグレースさんの結婚式に着ていくドレスをスマートフォンのカメラで撮影し、グレースさんに送った。
花嫁のウエディングドレスの白を引き立たせるため、参列者は白ではない服を着るのが一般的だ。ところがグレースさんは写真のドレスが白に見えたために、夫のキアさんに「お母さんどうしちゃったのかしら?」と画像を見せたところ、キアさんは「いやこれは青と黒だ。白じゃないよ」。ということになり、あれ?っと思い家族や親戚などに確認。意見がどんどん分かれていくようになり、この画像がSNS上で広まってこうした事態になったそうだ。


なぜこのように人によって見える色が違うのだろうか?

 米ニューヨーク、マウントサイナイ眼科耳科診療所のリーナ・ガーグ助教によると、人間が色を認識する方法によって違いが出る、露光が悪い状態で撮られた問題の写真について、携帯電話のカメラで撮影されたもののようだと語っている。
「このドレスが黒と青に見える人はおそらく、この写真が過度に露光されている、つまり光が強すぎると見ている。そのため、網膜による補正でドレスの色が暗く見える」
「白と金に見える人はおそく、露光が不十分である、つまり光が少なすぎると見ているので、網膜による補正でドレスの色が明るく見える」と説明している。

つまり脳の認識次第で先ほど明るさをいじって補正したように、勝手に補正して見え方が変わってくるということらしい。

人間の脳や視覚の不思議さは面白いと思う。

そしてこの大騒動の発端となったドレスを販売している会社は、この機会に「白と金」のドレスも販売するらしい。

商魂たくましい(笑)

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