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バッハ会長の広島訪問で唯一良かった点 [スポーツ]

IOCのバッハ会長が広島を訪問した。

新型コロナウィルスの幹線再拡大により緊急事態宣言が発令されている東京からの訪問とあって、批判が続出した。
ただでさえオリンピックの開催そのものへの批判があることや、日本国民の安全を軽視するような言動があったことなど、批判のネタは数多い。
そこに政治パフォーマンスによる訪問などの批判も加わった。

確かに今行く必要あるのか?という疑問は誰しもが思うだろう。
広島からの要請があったとしても今引く必要はない。
ただ考え方を変えると、そもそも今じゃなかったらバッハ会長が広島を訪問することはないだろうということ。
オリンピック開催という注目が集まっている時だからこその訪問だろう。
だから政治パフォーマンスだといわれるのだがw

ただ唯一良かったと思えることがある。
バッハ会長、原爆の凄惨さに絶句「少し落ち着かせてほしい」
凄惨さに絶句し、すべての人が訪れるべきと言ったこと。
これだけかもしれないがよかったことではあるのは間違いない。
バッハ会長に限らず、核兵器による被害がどんなものなのかはほとんどの人は知らない。日本では学校教育の場でいろいろ教わるのでみんな知っていることだが、そんな教育をしているのは日本だけなのではないか…
バッハ会長は日本同様の敗戦国ドイツの出身だが、戦争の悲惨さを教えられてはいたのだろうが、ドイツが受けていない核兵器については教えられていなかったのだろう。
おそらく世界中のほとんどの人は核兵器の悲惨さをよくわかっていないのだろう。
そうした現実に日本人が気づくきっかけになったのではないか
そして政治パフォーマンスだったとしてもバッハ会長の心には核兵器の悲惨さは刻み付けられたのではないか。
小さな事かもしれないが、大事なことだと思う。
これだけはバッハ会長が広島を訪問して良かったと思える。

まあ本当にそれ以外は「今じゃないだろ」の一言に尽きるがw



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スポーツ界で差別発言が頻発している。 [スポーツ]

先日サッカーのFCバルセロナ所属、フランス代表であるウスマン・デンベレとアントワーヌ・グリーズマンの動画が差別だとして大炎上したことは記憶に新しい。

大変残念な発言であるが、同時に差別について考えるいい機会になったのではないかとも思う。

だがそれから数日の間に差別発言が連発した。

サッカーのヨーロッパ選手権。
イングランドvsイタリアの決勝戦はPK戦にもつれ込んだ末にイタリアの優勝が決まった。
このPK戦で決められなかった3人に対してSNS上で人種差別発言や誹謗中傷が相次いだ。

アメリカではメジャーリーグのオールスターが行われている。
大谷翔平がインタビューに対し通訳を介して応えていることに対して、人気コメンテーター、スティーブン・A・スミス氏が「MLBの顔になる選手が、通訳が必要というのは良くない。MLBにとってマイナスだと思う。ブライス・ハーパーやマイク・トラウトのような選手が必要だ。残念なことに、現状はそうなっていない」とコメントした。
これに対して外国人嫌悪だとして大炎上している。

これほど連続して差別発言が出てきたことに驚いている。
デンベレとグリーズマンの件は、多くの人にとって教訓とはならなかったようだ。

まあ本人達は自分が差別をしている意識がないことが多いから、教訓にはならなかったのかな…
一向に無くならない差別に暗澹とする思いだ。

でもこれだけ批判が集まることはいいことなのだと思う。
公然と差別が行われていた昔と比べればよくなっていることも確かなのだろう。
もっともっと改善して行ければいい。







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