障害者施設の大量殺人事件を完全に防ぐのは無理。ではやるべきことは? [社会]
先ほど更新したブログで、今回の障害者施設の大量殺人事件のような事件を完全に防ぐことは無理だと書いた。
それでは諦めるのかというとそういうことでもない。
完全に防ぐことは無理でも被害を小さくすることは出来る。
たとえば侵入された時点、または職員が賊を見つけた時点で、警備会社や警察に通報することができれば、彼らが駆けつけた時点で犯行を途中で止めることは出来たかもしれない。
その場合最初の数人を守ることは出来なかっただろうと思うが、後の方に襲われた方々は助かっていたかもしれない。
もちろんこうした通報システムにもコストはかかるが、ガラス全てを強化ガラスにしたり、数人の常駐警備員を配置するよりはよほど現実的なコストでまかなえる。
たがコンビニ強盗などの事件でも多いが、実際に賊に襲われたときに通報することができるかというと、なかなか難しい。
賊が逃走した後に通報ボタンを押したというケースは多い。
そのためには職員にはそうした事態を想定した訓練をすることは欠かせない。
警備会社、警察とも協力して普段から訓練をしていれば、早い時点での通報は可能だろう。
完全に防ぐことは出来なくとも被害者を減らすことは出来るはず。
施設の管理者、職員全員が普段から防犯意識を高めておくことが必要になる。
それでは諦めるのかというとそういうことでもない。
完全に防ぐことは無理でも被害を小さくすることは出来る。
たとえば侵入された時点、または職員が賊を見つけた時点で、警備会社や警察に通報することができれば、彼らが駆けつけた時点で犯行を途中で止めることは出来たかもしれない。
その場合最初の数人を守ることは出来なかっただろうと思うが、後の方に襲われた方々は助かっていたかもしれない。
もちろんこうした通報システムにもコストはかかるが、ガラス全てを強化ガラスにしたり、数人の常駐警備員を配置するよりはよほど現実的なコストでまかなえる。
たがコンビニ強盗などの事件でも多いが、実際に賊に襲われたときに通報することができるかというと、なかなか難しい。
賊が逃走した後に通報ボタンを押したというケースは多い。
そのためには職員にはそうした事態を想定した訓練をすることは欠かせない。
警備会社、警察とも協力して普段から訓練をしていれば、早い時点での通報は可能だろう。
完全に防ぐことは出来なくとも被害者を減らすことは出来るはず。
施設の管理者、職員全員が普段から防犯意識を高めておくことが必要になる。
評論家のツイートが炎上!障害者施設の大量殺人事件を防ぐことは可能か否か?実際に検証してみる。 [社会]
相模原の障害者施設、刺され19人死亡
この事件に関してある評論家のツイートが炎上している。
これを批判とみて叩いている人がいるようだが、評論家自身は
と釈明している。
彼の言いたいことは実際に防ぐことは可能だったかという問いかけだと思う。
では防ぐためにはどうしたらいいだろうか?
まずガラスを破壊して侵入したとのことだが、これは破壊されないような強化ガラスを使えば完全とは言えないが防ぐことは可能だろう。
ガラス以外、たとえば扉を破壊するとか別の手段も考えると扉も強化しないといけない。
ただこうした強化ガラス、扉等もそれなりに準備すれば壊すことは可能。時間はかかるかもしれないが…
では侵入されてしまった場合。賊の凶行を防ぐことはできるか?
これを防ぐのは職員だけではまず不可能だろう。
防ぐにはそれなりの装備を持った警備員を数人以上常駐させる必要がある。
また普段から職員であろうとも勤務時間外は入れさせないなど出入管理を徹底する必要もある。
そしてこれらの手段を導入するには相当なコストがかかる。
これを障害者施設の導入出来るかと言えば、まず不可能だ。
ぶっちゃけた話何らかの補助金等があったとして、負担が1割だったとしても払えるとは思えない。
ここまでの警戒態勢でなくても画像監視を使った警備システム等を導入する手段もあるが、元職員の場合システムを良く知っている可能性も高いので、被害拡大防止には繋がるかも知れないが、完全に防ぐことは出来ないだろう。
この評論家さんはこうした現状には詳しくないのだろう。
まあ専門分野でなければ知らないのは当然だが。
ただ評論家という肩書きを使っている人にはそれ相応の知識を持っているという印象を、多くの人が持っている。
だからこそ批判と受け取れるツイートが炎上したのだろう。
評論家なら言葉のプロ。書き方が悪かった…
しかしこうした事件が起きる度に防げなかったか?という検証や議論をするのは重要なこと。
いろんなシステム等あるが、結局自分を守るのは自分自身であることを常日頃から考えておかないといけない時代になってしまったのだろうね…
この事件に関してある評論家のツイートが炎上している。
相模原の障害者施設に刃物男が侵入して人々を手当たり次第殺傷し、19人心肺停止20人重傷となった。抵抗力の弱い障碍者に手をかけるとは、卑劣・卑怯というしかない。しかし、男一人が次から次へと39人に凶行を及ぼしたのに、警備員や職員さんたちはそれを途中で食い止めることができないのか。
— 石平太郎 (@liyonyon) 2016年7月25日
これを批判とみて叩いている人がいるようだが、評論家自身は
障害者施設殺人の一件にかんする私のツイートが炎上している。障害者は自分自身を守りきれない弱者だから、施設は当然、彼らを守る義務がある。あんな悲惨な事件が起きたから、施設の防犯体制に疑問を呈するのはむしろ当然。私の聞き方は悪かったかもしれないが、疑問1つも許さないのは良くないと思う
— 石平太郎 (@liyonyon) 2016年7月26日
と釈明している。
彼の言いたいことは実際に防ぐことは可能だったかという問いかけだと思う。
では防ぐためにはどうしたらいいだろうか?
まずガラスを破壊して侵入したとのことだが、これは破壊されないような強化ガラスを使えば完全とは言えないが防ぐことは可能だろう。
ガラス以外、たとえば扉を破壊するとか別の手段も考えると扉も強化しないといけない。
ただこうした強化ガラス、扉等もそれなりに準備すれば壊すことは可能。時間はかかるかもしれないが…
では侵入されてしまった場合。賊の凶行を防ぐことはできるか?
これを防ぐのは職員だけではまず不可能だろう。
防ぐにはそれなりの装備を持った警備員を数人以上常駐させる必要がある。
また普段から職員であろうとも勤務時間外は入れさせないなど出入管理を徹底する必要もある。
そしてこれらの手段を導入するには相当なコストがかかる。
これを障害者施設の導入出来るかと言えば、まず不可能だ。
ぶっちゃけた話何らかの補助金等があったとして、負担が1割だったとしても払えるとは思えない。
ここまでの警戒態勢でなくても画像監視を使った警備システム等を導入する手段もあるが、元職員の場合システムを良く知っている可能性も高いので、被害拡大防止には繋がるかも知れないが、完全に防ぐことは出来ないだろう。
この評論家さんはこうした現状には詳しくないのだろう。
まあ専門分野でなければ知らないのは当然だが。
ただ評論家という肩書きを使っている人にはそれ相応の知識を持っているという印象を、多くの人が持っている。
だからこそ批判と受け取れるツイートが炎上したのだろう。
評論家なら言葉のプロ。書き方が悪かった…
しかしこうした事件が起きる度に防げなかったか?という検証や議論をするのは重要なこと。
いろんなシステム等あるが、結局自分を守るのは自分自身であることを常日頃から考えておかないといけない時代になってしまったのだろうね…