SSブログ

埼玉県警の隠蔽体質が事件を拡大させた、熊谷6人殺害事件。警察官は失態の責任を問われないからこそ責任を持たない! [社会]

<熊谷6人殺害>妻と娘2人を殺害された男性、県を提訴へ 「県警が情報提供怠った」落ち度を認めて謝罪を

2015年9月に小学生姉妹を含む6人が殺害された埼玉県熊谷市の事件。

小学生姉妹と妻を殺害された男性が、情報提供を怠ったとして埼玉県を提訴した。

県警は「住居侵入事件は、後に殺人事件に至ると想定できるほど具体的な危険行為を伴うものではなかった」「地域社会の不安感をいたずらに高める恐れが懸念された」などとしている。(上記記事引用)

事件の概要

まず任意同行からの逃走自体は犯罪とは言えない。
この時点で市民に情報提供するかどうかは、難しいと思う。
しかし警察官が監視していながら逃げられたことは、間違いなく警察の失態だ。
ただ交通量の多い国道同士の交差点を赤信号を無視して走り抜けるのは命がけだ。
警察署内に荷物を残したままであることや、挙動不審であったことも考えれば、機動隊を動員してでも警戒を強めるべきだった。
失態を隠そうとしていたのではないだろうか?

14日の最初の殺人事件が明らかになった時点では逃走中の外国人男性が犯人と言えるはっきりとした証拠は出ていなかったと思う。ただ犯人が見つかっていない状態であること、不審な外国人男性が逃走を続けていることを考えれば、同一人物である可能性を考えるのは当然だと思う。
上記の事件の概要や記事にも書かれていなかったが、14日の夜には第2第3の事件が起きた石原付近では、交差点や細い路地の入り口にまで警察官が配置され、相当な警戒態勢が敷かれていた。
警察が事件が続く可能性を高く見ていたことは明らかだろう。
遅くともこの時点で住民に警戒を呼びかけるべきだった。

15日に第2の事件の被害者が発見される。
このとき被害者宅周辺の道路を封鎖し、大量の警察官が周囲の捜索をしながら、近所の住宅を訪問し警戒を呼びかけていたが、発見されたばかりの第2の事件の件も含め説明はまったくなく、聞いても教えてもらえず、第2の事件について知ったのはテレビの報道によってだった。

近所で事件が起きたのは初めてだったので、普段事件が起きた際に周辺住民に説明してくれるのかどうかはわからない。
ただ第1の殺人事件が起きた時点で警戒を呼びかけていれば、戸締まりをしっかりして警戒していたはずだ。
第2の事件は発見前日に殺害されていた可能性も高いようなので、警戒の呼びかけが間に合っていたかどうかはわからない。
ただ第3の事件は、警察が警戒を呼びかけていれば防げた可能性はあると思う。

埼玉県警は「一連の対応に不備はなかった」としているが、
・逃走されたこと
・逃走後充分な配備がされていないこと
・情報提供をしなかったこと
は間違いなく不備だと思う。

法律には詳しくないので、警察の責任をどれだけ問うことが可能なのかはわからないが、不備を認めて謝罪することは最低限必要だろう。

警察官達は失態を犯しても隠蔽して責任を問われないからこそ、監視にも責任を持たずに杜撰な監視をするのではないか?
不備を認めることが出来ないようなら、今後も同様の不備を起こすし、同様に隠蔽するだろう。

埼玉ではなく大阪での出来事だが、先月杜撰な監視体制から容疑者が逃走する事件が起き、報告が遅れていることを見ても、警察が反省や改善をしていたとはとても思えない。

失態は隠蔽する体質は治しようが無いのだろうか?

















スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。