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歴史教科書の変更、坂本龍馬を削るのはコスパが悪いから? その前に歴史を何のために学ぶのかをもう一度考え直せ。 [社会]

龍馬・松陰より「理系が食いつく用語」を 歴史教科書案

なぜ坂本龍馬や吉田松陰、クレオパトラなどの人名や事件名を精選するのかが書かれているが、要約すると「入試で用語が多すぎて覚えるのが大変で歴史離れが深刻」ということのようだ。

そもそも大量に暗記が必要な入試の問題が悪いのではないだろうか。
以前イギリスのオックスフォード大学からの留学生に話を聞いたことがあるが、彼はイギリスの歴史上の事件などの年号などはまったく覚えていなかった。だいたいどの時代に起きたのかは知っていたが。何が起きて何が変わったのかとかは学んでもそういった年号や用語の丸暗記などは必要ないそうだ。

実際、本能寺の変が何年に起きたかとか江戸幕府が何年に出来たかとか知っていて何になるのかという疑問は以前からあった。それが一年間違えたとして歴史を学ぶ上で重要なのだろうか?

歴史を学ぶのは何のためなのか?
過去を学び未来に活かすためではないのか?
なぜそのような事件が起きたのか。事件が起きた結果どのような変化が生じたのか。そういった事を考えるのが歴史の授業ではないのか。
ただ「何年に誰々が何を起こした」を記憶するだけでは意味が無いのだ。
決して入試のためではないことは確かだ!

学生の歴史離れは起きるべくして起きていることを教育関係者は気付くべきだろう。
用語を削ったからといって歴史に興味を持つと思っているのだろうか?
教育関係者は近眼視で小手先の変更をするのではなく、もっと根本的なことを考え直すべきだ。

相撲関係者と同じでずっと同じ世界にいると近眼視しか出来なくなるのだろうか?
もっと視野を広く持つべきだし、出来ないなら外部の人間をもっと大胆に登用していくべきだろう。









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