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埼玉県熊谷市の連続殺人事件における警察と行政の責任のなすりつけ合い [社会]

先月埼玉県熊谷市で起きた6人もの人が犠牲になった連続殺人事件。

事件後重体だったペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者が意識を回復し、警察による取り調べが始まっている。

容疑者は意識を回復したものの事件への関与を否定するも供述が混乱しているという。今後も真相解明には長い時間がかかりそうだ。

なぜこんな事件を起こしたのかも重要だが、なぜ防げなかったということも重要だ。

最初の事件の前日の13日には熊谷警察署では、意味不明なことを言っている外国人がいるとの連絡を受け、熊谷警察署に任意同行したが、事情聴取中に逃げられるという失態を犯している。

2件目の事件の舞台となった熊谷市石原では13日夜に多数の警察官が交差点や細い道の入り口などで目撃されているが、警察や行政から住民に事情を知らされることは一切無かった。

翌14日には熊谷市見晴町で夫婦が殺害されているのが発見される。
この時点で13日に熊谷警察署から逃走した外国人男性との関連が強く疑われ、別の住居侵入容疑で逮捕状も取っているが、住民への情報提供は全くなかった。

16日には石原で夕方になって2件目の犠牲者白石さんの親族からの通報により多数の警察官が集まった。周辺一帯の道路を封鎖するまでの事態になったが、その時点で現地の住民が警察官に何が起こったのかを聞いても一切説明をしていない。
現地の住民が白石さんが殺されていたことを知ったのはテレビのニュースからだった。

危険な人物がいることにたいする注意喚起をまったくしてこなかった警察の責任は重い。
同じ月に埼玉県警の現職警官が殺人事件を犯していたこともあり、熊谷警察署は事情聴取中に逃走されたという失態を隠したかったのではないだろうか?
自分たちの失態を隠すために住民の危険には目をつぶっていたと言われても仕方が無い。

またこの件に関して熊谷警察署は熊谷市役所に対して、防災無線を通じて注意喚起するように口頭で申し入れたとしている。本来は文書で申し入れるべき所を口頭でしたことを不手際と認めている。
だが一方の熊谷市役所側では口頭での申し入れもなかったとしている。
つまりはどちらかが嘘をついているとうことだ。
彼らにとっては住民の安全よりも自分たちのメンツの方が大事なのだろう。

警察には事件を検証することが求められているが、自分たちにとって不都合なことは隠してしまうのではないかという疑いは強い。早急に第三者による検証が必要だ。







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