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安倍首相、新国立競技場見直し表明。招致の際のプレゼンは何だったのか?杜撰、放漫な計画の責任を取るべし! [政治]

安倍首相は17日午後新国立競技場建設計画を抜本的に見直すことを表明した。
今までの経緯を考えると遅すぎる決断と言えるが、まあ一歩前進したとは言える。

そしてこの杜撰な計画についての責任の所在を明らかにするべきだろう。

デザインを審査した審査委員会の委員長安藤忠雄氏は「(審査は)アイデアのコンペであり、(実際に建設にかかる費用など)徹底的なコストの議論にはなっていなかった」と語っている。
安藤氏は同時に当初予定された1300億円から大きく膨らんだことについて、物価上昇などに伴う上昇分は理解できるものの、それ以外の大幅なコストアップにつながった項目の詳細については承知していないと他人事のように説明しているが呆れてものも言えないとはこのことだろう。
コストについてろくに考えずに決めたデザインが、1300億円に収まると考えた根拠はどこにあるのか? 誰が算定したのかを明確にするべきだろう!

そしてオリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は東京都とJOC、文部科学省の責任として自分に一切責任がないかのような発言をしている。

みんながみんな責任を押しつけ合っているだけで、結局この杜撰な計画の経緯はまったくあきらかにされていない。

そもそも予算とした1300億円にしろロンドン五輪のスタジアムなどからくらべても高すぎる。
どういう算定をして1300億円という数字が出たかも明らかになっていない。
このあたりも全て明らかにするべきだ。

国際オリンピック委員会総会でのプレゼンを思い出すとみんなとてつもなく無責任な発言をしている。

安倍首相は「ほかの、どんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから、確かな財政措置に至るまで、2020年東京大会は、その確実な実行が、確証されたものとなります。」と発言している。
どこに確かな財源措置があったのか?

猪瀬直樹東京都知事(当時)も「私たちは、大会開催によって、都市とスポーツに新しいレガシーをもたらします。45億米ドルもの大会開催準備基金がそれを可能にします。大会が終わった後も、常設のスポーツ施設として残る10の競技会場整備に必要な資金を、すでに保有しているのです。」
45億ドルはもう使い切ったって事?

新国立競技場の計画を見直すことで国際公約を破り日本の信用はガタ落ちだろう。
それも無責任な計画を作ったJOCやJSC、管轄する文部科学省に東京都の責任は重い。
見直しをしなかったとしたら、それは国民に対する裏切りでこれもまた責任は重い。
もうすでにどちらをとっても誰かしらを裏切ることになる。
日本国民や全世界を相手にペテンをかけた責任は誰が取るのだろう。
結局有耶無耶にされそうだが…

ギリシャのチプラス首相の誠実さの欠片も無い言動に呆れていたが、安倍首相や森元首相も負けてないね…







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