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国民投票反対派勝利!ギリシャ国民が選んだ最悪の選択。チプラス首相はどこまで他国の金を当てにするのか? [国際]

先月が期限となっていた借金の返済を出来なかったギリシャが、EUから支援を受けるための条件とされた緊縮財政についての賛否を問う国民投票が行われ、反対派が勝利した。

チプラス首相は、「ギリシャは歴史的なページを開いた」と勝利宣言した。

この国民投票によってEUの支援を受けられるわけではない。
むしろ支援を受けるための交渉はより厳しくなっている。

チプラス首相は休業中の銀行再開に向けて債権団と直ちに交渉を再開する用意があると述べたが、そもそも勝手に交渉を打ち切ったのはギリシャだ。

国民投票の結果によってギリシャに有利な条件を引き出すつもりなのだろうが、EUが受け入れるとは思えない。
それこそそんな条件を出すようならドイツやフランスの政権が倒れることになるだろう。
なぜギリシャの放漫財政のつけを他国が払わなければならないのか?という疑問は常に持たれてきた。
そんな中での支援なのに、1度条件として受け入れた緊縮財政を突っぱねた上で、さらに支援しろなんていわれてどこの国の国民が納得するのか?

チプラス首相は反対はユーロ離脱ではないと説明していたが、そこまで自分勝手なことをいうギリシャをユーロに残しておく可能性は低い。
ギリシャが離脱すればもちろん少なくない混乱が起きることになり、各国の経済にも影響を及ぼすことは間違いない。
だが今まででさえ内部の対立が大きくまとまりきれなかったEUで、ギリシャの勝手な行動を許すということは、他の国も勝手な行動を取り出す事になる。
そうなればユーロもEUも崩壊する。
崩壊したときの影響はギリシャの離脱の影響とは比較にならないほど大きく、世界恐慌への引き金をひきかねない。








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