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麻薬取締法違反で逮捕されたジュリー・ハンプ役員が辞任。役員を子供にたとえた豊田社長は口だけ? [社会]

トヨタ自動車は麻薬取締法違反容疑で逮捕された初の女性役員、ジュリー・ハンプ容疑者の辞任を発表した。

彼女が逮捕されたときに緊急で記者会見を開いた豊田社長は
「役員も部下も私にとっては子供のような存在ですので、子供を守るのは親の責任」
「ジュリー・ハンプ氏に法を犯す意図がなかったことが明らかにされることを信じております。」
などと発表した。

少人数の小さな会社なら社員を「子供」のような存在と言っても美談になるかもしれないし、社長に対して人間的な魅力を感じるかもしれないが、あれほどの大企業の社長が言っても信用できない。
数万人に及ぶ全社員を子供のように思っているのだろうか?
末端の社員の個人的犯罪に対してもかばっていくのか?
それとも直属の部下だけが子供のような存在なのだろうか?
なって思っていたが、辞任によってあっさり幕引きを図りそうだ。

捜査が進むにつれ、荷物の偽装が行われたいてことなど、疑わしい点が明らかになって、これ以上かばうのは不利だと思ったのか?
それならそれで切るのは企業として正解だが、「子供」発言がなければの話だ。
「子供」とまで言ったくせにもう切るのかとしか思えなくなってしまった。

結局豊田社長は何がしたかったのか?
そもそもあの会見が失敗だったと言える。
トヨタは以前リコール問題で対応が遅れて大きな批判を受けた。
その反省による緊急会見だったのだろうが、リコール問題と個人の犯罪はまったくの別問題だ。
捜査に全面協力しながら行方を見守るだけで良かった。
なのに人情味を見せたかったのか余計な発言をしてしまった。
そして子供だと言うのなら、最後の最後までかばい通すべきなのに、あっさり辞任を認めてしまった。
社長の言動が一貫していない。
結局豊田社長は口だけだったのだろうか?

ジュリー・ハンプ氏の逮捕がトヨタに傷を付けたのは確かだが、それ以上に豊田社長への不信感のほうが大きな影響を与える気がする。








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