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ギリシャ危機回避不可?銀行休業資本規制。あくまで他人のせいにするチプラス首相に呆れる。 [国際]

返済期限が30日にせまり、債務不履行(デフォルト)が目前に迫るギリシャのチプラス首相は28日国民向けのテレビ演説で29日から銀行の休業などの資本規制を行うことを発表。

ギリシャ国民は預金を引き出すためにATMに大行列を作ったが、ATM内の現金が空になるところが多発する事態に…

チプラス首相は、「預金や年金は完全に保護される」と述べたが、この状況でその言葉を信じる人はいないだろう。

そしてチプラス首相の演説はEUやECBに脅迫されているとして、完全に他人のせいにしているが、もともとはギリシャが金を返せないということが問題だということを無視している。

ギリシャの財政はユーロ参加以前から悪い。
それがさらに悪化して支援を求め、緊縮財政などの条件を受け入れて支援を受けた。
それが緊縮財政が気に入らないからと言って、緊縮財政を放棄したのが今のチプラス政権だ。
受け入れた条件を放棄した上で借金を返済したのならそれで構わないが、放棄した上で返済期限の延長とさらなる支援を求めるというのは流石に厚顔無恥としか言いようがない。

このままデフォルトになるだろうが、チプラス首相は他人のせいにするだけだろう。
ユーロ離脱してもドラクマに戻るだけだと考える国民もいるようだが、このような無責任な政府を他の国や投資家や格付け会社などが信頼すると思っているのだろうか?

現在ユーロが急落しているが、ドラクマが復活したとしてもそれ以上に価値が下がるのは確実。
ギリシャ国民の財産は使わなくても大幅に減るのも確実。
実際急いで引き出した現金で砂糖や小麦粉などを購入している人がたくさんいる。

こうした国民の苦境をもたらしたのはEUでもECBでもIMFでもなく、チプラス首相で有り、彼を選択したギリシャ国民だ。









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