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アメリカでトランス脂肪酸禁止! 日本では規制無し。トランス脂肪酸を含む食品とは? [科学]

米食品医薬品局(FDA)は16日、心臓病の原因になると指摘されているトランス脂肪酸について、2018年6月以降に食品への添加を原則として禁止すると発表。
 科学的見地からの検討の結果、食品に使うことは「安全とは認められない」と結論づけた

アメリカではトランス脂肪酸については数年前から危険性が指摘されてきており、ようやく規制に至ったかという感じ。

そして危険性が指摘されているのにまったく調査もしない日本の対応に疑問を感じざるを得ない。

トランス脂肪酸は、天然の植物油にはほとんど含まれない。
水素を付加して硬化した部分硬化油を製造する過程で発生するので、それを原料とするマーガリン、などに多く含まれる。
一定量を摂取すると悪玉コレステロールを増加させ心臓疾患の危険性が高まる。
2003年以降、トランス脂肪酸を含む製品の使用を規制する国が増えている。

日本では規制の動きは全くないためリスクを恐れる人は自衛しなければならない。
しかし日本では、トランス脂肪酸に関する基準値や含有量の表示義務はない。

なので自衛するためにはどの食品に含まれるのかを自分で調べなければならない。
では具体的にどのような食品に含まれているのだろうか?
農林水産省調べ
含有量は100g中に含まれるトランス脂肪酸の量。
特に多いのが
ショートニング 1.2~31g ポップコーン 13g コンパウンドクリーム 9~13g マーガリン 6~13g
菓子パイ 0.37~7.3g
ハヤシルウ 4.6g
クッキー 0.21~3.8g
バター 1.7~2.2g
食用調合油 0.73~2.8g
となっている。

ただ注意してほしいのは量は少なくても食パンや牛肉などにも含まれること。
完全にトランス脂肪酸をゼロにするのはまず不可能なので神経質になりすぎないようにしないといけない。

そして食用油に多く含まれているため、揚げ物には特多く含まれる。
さらに古い油を使用するとさらに多くなるので注意が必要。

特にファーストフード店などではどのように調理しているかは見えないためかなり怖い。
日本では規制が無い以上、商品への表示義務も無いし、どれだけ含まれるのかはまったくわからない。

日本でも規制を検討するべきだろう。
むしろ不安を払拭するために外食産業が積極的に規制に動いてほしいところだ。








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