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MERS感染による中東呼吸器症候群の症状と潜伏期間は?死者続出の韓国政府の不手際に対する海外の反応。 [国際]

韓国で感染拡大し、死者も続出している中東呼吸器症候群とはどんなものなのか。

中東呼吸器症候群はMERSウィルスの感染によって発症する。

症状は肺炎同様であるため診断を誤りやすい。下痢、腎障害などもひこおこす。

致死率40~50%と非常に高い。

2003年頃から大流行したSARSウィルスに非常によく似ているが、SARSが致死率9%だったことからも、危険度が高いことがわかる。

2012年に発見されたばかりで、治療法も確立しておらず、対症療法を施すしかない。

WHOのチャン事務局長は2013年に「現在私にとって最大の懸念は新型コロナウイルスである。一つの国だけで対処できるものではなく、全世界への脅威の一つである。」と発言している。

はじめに感染拡大のあったのが中東地域であったために中東呼吸器症候群と呼ばれている。

潜伏期間が2~15日と長く、その間に感染者がかなり移動できるため感染拡大が懸念される。

今年に入って韓国で感染拡大しているが、中東に滞在していた男性が感染に気づかずに帰国後発症、複数の病院で診察を受けたが、MERS感染に気づくまで9日間を要し、その間に院内感染が広まってしまった。

またこの感染者に接触し隔離対象者であるはずの人物が5月26日アシアナ航空の旅客機で香港に出国。香港の空港到着時に発熱と咳があったために、検疫官が「MERS患者と接触したか、MERS患者がいる病院に訪問したかどうか」などを尋ねたが、すべてを否定。
その後バスで中国広東省深圳市へと移動。
その後隔離され29日に感染が確認された。
その間アシアナ航空の旅客機は消毒されないまま運航され、名古屋の中部国際空港、中国の大連・長沙でも発着している。

当然中国や香港では韓国に対する批判の声が大きくなっている。
これに対して韓国外交部は、「男性の行為はあくまで個人的なもの」とし、「中国政府に正式に謝罪することはないだろう。もし逆の事態が発生しても、韓国政府は中国に謝罪を求めることはない」と発言。

韓国政府の無責任な態度には呆れるばかりだ。
こうした姿勢に各国が懸念を示す中、恐慌になるのを恐れたのかWHOは韓国をかばう発言をしている。
「病院内の感染で患者数が増加したものの、適切に医学的な対応を行うことで感染拡大を制御することになるだろう」と述べた。韓国は優れた医療システムを備え、多くの医師と専門家もいるため、MERSコロナウイルスのメカニズムを早期に把握できるとの見解を示した。

しかしその後も韓国政府が発表した、感染者が発生した6病院と一時滞在した18病院のリストに間違いがあるなど韓国政府の対応を危ぶむ声が絶えない。

そして自宅隔離対象者が、無視してゴルフに出かけるなど市民の意識の低さも目立つ。

台湾では、ソウルを感染症警戒地域に指定し、住民に対し、現地医療機関への出入りの自粛を求めており、ベトナムでは、住民に対し、感染地域への旅行の自粛を求めている。

韓国政府は責任を持って感染拡大に取り組み、各国も感染者を水際で阻止できるように検疫体制を強化しなければならない。









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