政界引退宣言をした橋下徹は潔いのか？改革への熱意があれば継続するはず。

大阪都構想が住民投票で否決され、以前から否決されたら政界引退すると発言していた橋下徹市長が政界引退宣言した。

この件で橋本氏を潔いとする声が多く聞こえる。

まあ有言実行だし、確かに潔いのだろう。

ただそれは褒め言葉だとは思っていない。

大阪市の現状を憂い改革を訴えたのだと思うのだが、それなら諦める必要はまったくない。投票で大差で否決されたというのならともかく、僅差での秘訣だ。改革に期待する市民も多かったということ。

だったらもういちど練り直し、市民にもっと詳しい説明をすることで再び改革に動き出すのが政治家としての態度にふさわしいと思う。

もっとも橋本氏の「否決されたら引退」は駆け引きでの発言で、可決に向けてのパフォーマンスだったとも思える。
市議会と対立して、辞職して選挙とか、橋本氏のやることはパフォーマンスが過ぎる。
今回も言っちゃったから引っ込みがつかないから辞めるというのが真相のような気がする…

橋本氏の改革への思いもたいしたものではなかったということかな。
もっとも改革への思いが断ちきれないとか言って戻ってこられても、前言を簡単に翻すような人間は信用できないが…

橋本氏に続いて橋本氏が公募した天王寺区長も辞意を表明したが、その発言が無責任すぎて呆れる。
「チャレンジをしない、容認しない全国によくいる『普通の市長』のもとで、ただ役職としての区長にしがみつくことはしたくありません」
「仕事ができない、結果も出せないなら、区長としての存在意義はありません。私も区長の職を辞することとしたい」
橋本氏がいなくても改革を継続しようという意志はまったくないわけだ。
こういう中途半端な人間が区長になろうというのが間違い。
任期途中で辞任する区長は橋本氏も含めたくさんいるけど、選挙には金がかかることは無視なんですか？
大阪の無駄使いが許せない方々の行動とは思えない。

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